コレクター垂涎!物議を醸したオリジナルカラーが復刻!
歴代屈指のリバウンダーにして、コート内外で強烈な個性を放った"悪童"、"DENNIS RODMAN (デニス・ロッドマン)"。彼のシグネチャーモデル扱いとしてデビューを飾るはずだった一足が、この"NIKE(ナイキ)"の"AIR BAKIN(エア ベイキン)"である。しかし、発売を目前にして"ロッドマン"が"CONVERSE(コンバース)"へと電撃移籍。主を失いかけるという、まさに不遇のスタートを切った。その後、当時"マイアミ・ヒート”で活躍していた"キラー・クロスオーバー"の異名を取った名ポイントガード、"TIM HARDAWAY(ティム・ハーダウェイ)"が愛用したことで脚光を浴びるも、今度はヒール部分に配された、燃え盛る炎のような"AIR"のフォントデザインが、アラビア語で"ALLAH (アラー)"すなわち"神"を意味する文字に似ているとして、イスラム教コミュニティから大きな抗議を受ける事態に発展。結果として、およそ38,000足が市場から自主回収され、"ナイキ"が公式に謝罪するという異例の事態となった。その後、問題のロゴは"スウッシュ"が入った新たな"NIKE AIR"ロゴへと変更されて再発売され、"ハーダウェイ"もまた、ヒールに自身のニックネーム"MEE"と背番号が入ったPEモデルを手にするに至った。そんな数奇なモデルの代表作、"VARSITY RED"が2014年以来の復刻。ベースアッパーはブラックを基調に、フレイムのような真紅のオーバーレイをオン。鮮やかなイエローのシューレースは、独創的なデザインを引き立てる。ヒールのロゴは、回収後の”NIKE AIR"になるはずだ。2023年には"SUPREME"とのコラボ作も登場し、2025年には"KD 18"のカラーリングにも採用。復刻に向けての布石は打たれていただけに、今後更なるカラーバリエーションも期待させる。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。