幻想的なグラデーションカラーで視線を奪う!
1990年代後半から2000年代初頭にかけて、"NIKE(ナイキ)"の革新的なテクノロジーとデザインでスニーカーシーンにインパクトを残した数々の名作が生み出された。その中でも、1999年に登場し、ジップ開閉式のネオプレンシェルという画期的な構造で存在感を示したのが、"AIR MAX SUNDER(エアマックス サンダー)"である。当時のクロストレーニングシーンやテック系スニーカーブームの流れを汲み、ソールには軽量かつ衝撃吸収性に優れたファイロン素材が使用され、前後にはビジブルエアが組み込まれ、パフォーマンス性が高められている。またシューレースを隠すクロージャージッパーが組み込まれ、そのジッパーを開くと「6453」の数字が現れる。この数字はナイキのワールドヘッドクォーターズの電話番号の一部であり、プッシュ式の電話で「NIKE」と入力できる数字を意味している。またマッドガードには無数の通気孔が設けられた菱形のパーツは反射素材を使用しており、夜間に存在感を示すギミックも搭載。90年代最後を飾るモデルらしい異彩を放つデザインが魅力となっている。
最新作は濃紫の陰影が美しいディープナイトカラーのネオプレンシェルが特徴。その滑らかで未来的なシルエットを、ブラックのラバーガードが力強く引き締め、カクタスフラワーと名付けられた鮮やかなピンクが、まるで夜の闇を切り裂くネオンサインのように閃きを添える。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。