ストリートで映えるハイテクシルエット!
1997年、“NIKE(ナイキ)”がバスケットボールシューズ界に革命をもたらした“AIR FOAMPOSITE ONE(エア フォームポジット ワン)”は、ポリウレタン素材によるフォームシェルを用いたシームレスなデザインで話題を席巻した。その流麗なフォルムは、サングラスケースのEVAフォームから着想を得たもので、従来のスニーカーとは一線を画す“未来感”を放っていた。
そして2年後の1999年、“エリック・アヴァール”の手によってアップデート版となる“AIR FLIGHTPOSITE(エア フライトポジット)”が誕生。人体構造や解剖学的視点からインスパイアされたアッパーはポリウレタン樹脂素材の上に、シューレースを覆うジップ式のシュラウドを組み合わせることで足を包み込むようなフィット感を実現。筋肉のように浮き彫りになった凹凸や流れるようなラインが、有機的かつ近未来的な造形美を生み出した。インナー素材にはネオプレーンを採用し、まるで足に吸いつくような履き心地を提供。ソールには薄型に設計された“ZOOM AIR(ズーム エア)”をフルレングスで搭載し、優れた反発力とコートとの一体感を両立している。バスケットコート上での激しい動きにも対応しながら、そのハイテクルックはストリートファッションにおいても高い評価を獲得。NBAの数多くのプレーヤーが愛用したことでも知られ、“FOAMPOSITE”シリーズの革新的な精神を受け継ぐモデルとして確固たる存在感を示してきた。
そんな“AIR FLIGHTPOSITE”の最新カラーは、ビターなバロックブラウンを基調に、ハイテクブーツを思わせるようなシルエットに仕上げている。シュラウドやアウトソールをブラックで引き締めつつ、ヒールのスウッシュやプルタブのロゴには鮮やかなブルーをアクセントとしてプラス。重厚感のあるカラーリングながら、ブルーがもたらすコントラストが近未来的な魅力をいっそう際立たせる一足となっている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$240。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。