存在感あるレッドとブラックのコンビネーション!
1984年、"NIKE(ナイキ)"のデザイナー、ブルース・キルゴアはミッドソール内部に鋼のばねを組み込み、推進力と反発力を高めようとする実験を開始。スプリングヒールやブレード式など様々なアプローチを経た末、2000年に誕生したのが円柱状のスプリングコラムを用いた"SHOX(ショックス)"である。圧力に応じて変形し、着地時の衝撃を吸収すると同時に蹴り出し時のエネルギーへと還元する仕組みを実現し、新世代のクッショニングテクノロジーとして注目を集めた。“SHOX TL(ショックスTL)”は、そんなSHOXシリーズの中でも2003年に登場した最上級のモデルで、フルレングスに渡る円柱型スプリングコラムを配置。独特のビジュアルが、次世代の機能性と相まって強烈なインパクトを放ち、ランニングシューズとしてのパフォーマンスと、当時流行していたY2Kスタイルの融合を体現した。ペバックス製のスプリングコラムが衝撃吸収と反発性を両立し、軽快な足運びをサポート。現在では、その斬新なデザインが再評価され、コアなスニーカーファンやファッションシーンで注目を集めている。
最新カラーでは、静かな闘志溢れるカラーブロッキングのブレッドカラーが登場。アッパーはレッドからブラックへとグラデーションが掛けられ、シュータンやソールのカラムはブラックで統一。2トーンながらも力強い存在感を発揮してくれる一足となっている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$170。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。