日本古来の足袋にインスパイアされたスニーカーがスタンバイ!
ブルガリア出身で、ロンドンを拠点に活躍するデザイナー“KIKO KOSTADINOV(キコ・コスタディノフ)”。伝統的なメンズウェアの概念に挑戦し、現代的な要素を取り入れた機能的で洗練された服作りで、ファッショニスタを魅了してきた。2018年には“ASICS(アシックス)”と共同で“GEL-BURZ 1(ゲル バーズ 1)”を制作。その後、2020年に“ASICS”チームに招聘されてキュレーションラインを手掛け、2023年にはラグジュアリーライン“ASICS NOVALIS(アシックス ノバリス)”をスタート。その独創性溢れるデザイン性はスニーカーヘッズはもとより、ファッション好きを惹きつけてやまない。
2025年秋冬コレクションはパリで公開され、ハンガリーの映画監督ベーラ・タルや画家コン・トゥルブコビッチの作品から得たインスピレーションをもとに、伝統とモダンを融合した重厚かつ質感豊かなレイヤードスタイルを提案。“ASICS”とのコラボレーションでは、ローカットスニーカー2足とブーツ3足の合計5足を発表。1953年に発売された“マラソン足袋”を彷彿とさせる、つま先が分かれたデザインが目を引く。ボクシングやレスリングシューズのようにフラットなソールを採用し、ブーツカットのシルエットで強いインパクトを放つ一方、もう一方のローカットモデルは、ミニマルなデザインとキャンバス素材のアッパーによる表情豊かな仕上がりとなっている。
日本国内では2025年に発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。