コンフォートシューズを独自の視点で再構築!
“COMME des GARÇONS HOMME PLUS(コム デ ギャルソン オム プリュス)”は、1984年に設立された“COMME des GARÇONS”のメンズラインのひとつ。男性服の概念に大胆なアヴァンギャルドなテイストを用い、既存の美意識を破壊する反骨精神を表現してきた。非対称なカッティングやドレーピング、異素材の組み合わせなど、ジェンダーの境界を意図的に曖昧にするデザインが特徴。パンクやポストパンクのサブカルチャーからもインスパイアを受け、破壊的な視点と自由な自己表現がブランドの根幹を成している。“反抗”と“脱構築”を掲げ、新たな価値観と創造性を打ち出し続け、ファッションシーンにおける唯一無二の存在感を確立してきた。
2025年秋冬コレクションがパリファッションウィークで公開された。これまで長年にわたってパートナーシップを築いてきた“NIKE(ナイキ)”とは、2008年に登場した“AIR REJUVEN8(エア リジュビネイト)”をアレンジ。オリジナルはアスリートのリカバリーシューズとして誕生し、柔らかく通気性に優れたメッシュ素材の交換可能なブーティ、それを覆うようにTPU製のケージで安定したホールド感を実現。ソールにはエアユニットを組み込み、軽やかな履き心地をもたらす。ソックスなしでサンダル感覚で履けるコンフォートシューズとして人気を博してきた。今回の“COMME des GARÇONS HOMME PLUS”では、アッパーをソールと一体化し、強化したワイヤーを細かく張り巡らせたかのようなユニークな補強を再現。カラーはブラックとホワイトのモダンな2色がラインナップ。これまでと同様に、過去のモデルをギャルソン流にアレンジしし、足元で他とは一線を画すスタイルを演出する一足となっている。
日本国内では2025年にCOMME des GARCONS HOMME PLUS取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。