重厚感あるカラーブロッキングが登場!
2000年代初頭にハイテクスニーカーブームを牽引した“Y2K”の空気感を宿しながら、再び脚光を浴びているランニングシューズ“AIR MAX TL 2.5(エアマックス TL 2.5)”。2024年の"コム デ ギャルソン・オム プリュス"とのコラボレーションによって、かつての斬新なビジュアルがあらためて見直されている。2006年にトータルエアシリーズの一部として誕生した当初は、パフォーマンスに特化したランニングシューズとして展開。ソール全体にビジブルエアを搭載し、大容量のクッションで衝撃を和らげる仕様だった。アッパーはメッシュ素材を基調に、圧着パーツによる保護性と耐久性を確保。流線形を描くデザインはクラシックなランニングシューズとは一線を画し、革新的な印象を演出する要因となった。しかし、2000年代は“DUNK”や“AIR FORCE 1”などクラシックモデルの人気が主流であり、“AIR MAX TL 2.5”は注目されずに終わる。ところが2024年、"コム デ ギャルソン・オム プリュス"の秋冬コレクションで別注モデルとして登場するや、その先鋭的なフォルムとY2Kを思わせるハイテク感が新鮮に映り、再評価されている。埋もれかけていた過去のモデルが、ファッションという新たな視点を得てよみがえる。“AIR MAX TL 2.5”は、2000年代初頭ならではの未来的デザインと、現代のファッションシーンで通用するエッジを融合し、懐かしさと新しさを同時に感じさせる一足としてふたたび注目を集めている。
今回の新色は発売当時のエネルギーを纏った大胆な配色。ブラックのボディをベースにレッドのラインを走らせ、さらにメタリックシルバーで近未来感を演出。ソールはブラックとトレッドの2トーンで統一し、2000年代らしいハイテク感と現代のファッションシーンに合うエッジを融合している。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。