20年経っても色褪せることのない未来的なシルエット!
2000年代のスニーカーシーンで異彩を放った"SHOX(ショックス)"が再び脚光を浴びている。このテクノロジーは、"AIR FORCE 1"や"AIR 180"を手掛けたことで知られるデザイナー、"BRUCE KILGORE(ブルース・キルゴア)"のアイデアに端を発する。1980年代後半、キルゴアは新たなクッション技術を模索。飛び込み台のバネの動きから着想を得て、金属製スプリングコイルを使用したシューズの試作を開始した。
その後、試行錯誤の末、2000年に衝撃吸収素材"PEBAX(ペバックス)"を使用した円柱状のコラムを搭載した"SHOX"が完成。着地時の衝撃を吸収し、そのエネルギーを次のステップへの推進力に変換する革新的なテクノロジーは、まずバスケットボールシューズ"BB4"で発表され、シドニー五輪で米国代表"VINCE CARTER(ヴィンス・カーター)"が伝説的な“DUNK OF DEATH(死のダンク)”を決めた際に着用していたことで一躍注目を集めた。
翌2001年、ランニングシューズとして登場した"SHOX R4(ショックス R4)"は、ヒールに4つの円柱状コラムを搭載。宇宙服や宇宙飛行士のギアを彷彿とさせる未来的なデザインで、他の追随を許さないフューチャリスティックな魅力を放った。
今回復刻されるのは、そのオリジナルカラー。アッパーはメタリックシルバー、つま先や甲はブラックでまとめ、ミッドソールのコラムにレッドを差し色として配置。20年以上を経てもなお、革新性と未来感を色濃く感じさせる仕上がりだ。
日本国内では2024年12月7日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は21,230円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。