時代を先取り過ぎた傑作に"SUPREME"が新たな魅力を吹き込む!
空前のスニーカーブームをもたらしながら、その反動からセールスの恐慌を引き起こした90年代後期のスニーカーシーン。ストリート映えするデザインで一世を風靡した"NIKE(ナイキ)"は、"アスリート"の能力を限界まで引き出すテクノロジーと、既視感のないデザインを融合させた"アルファ・プロジェクト"に本腰を入れて革新的なモデルたちが続々と発表していった。しかし、その存在は一部のコアなファンに受け入れられるに止まり、真の評価は2000年代の到来を待つことになった。
"AIR MAX 98"や"AIR MAX TAILWIND 4"など、"トレンド"の波に飲み込まれた悲運の名作たちに、コラボレーションとしてスポットを当ててきた"SUPREME(シュプリーム)"。新たに90年代末にリリースされ、当時は、単に"AIR MAX"とのみネーム表記されるなど、"NIKE"の混迷が見てとれたハイスペックモデルが、"AIR MAX TL 98"として再登場。滑らかな曲線を重ねたレイヤードアッパーは、ハイテク感を抑えたニットとレザーのコンビネーションでまとめ、リフレクティブ塗料をあしらったTPU素材をセット。ヒールカウンターには、"SUPREME"の文字とともに、"TOTAL LENGTH"の略とされるオリジナル時の"TL"ロゴを記し、時代を先取った稀代のハイスペックモデルへのオマージュを感じさせる。
日本国内では2022年11月4日にSupreme にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。