オールドランニングシューズを再生素材でアップデート!
1971年のある日曜、NIKEの創設者の1人、"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"の妻バーバラは、キッチンで朝食を作っていた。1936年の結婚祝いに贈られたアールデコデザインのワッフルメーカーで焼かれた朝食、それを見たビルは立ち上がってワッフルメーカーを取りラボへと急いだ。興奮したビルは焦げ付き防止の処理をし忘れてワッフルメーカーに溶かしたウレタンをそのまま注ぎ、2人の結婚祝いを台なしにしてしまったが、代わりにNIKEの時代を築く"WAFFLE SOLE(ワッフルソール)"が誕生した。そのビルのひらめきにより生まれたテクノロジーが、50年近くを経てサステナビリティと融合してアップデートがなされた。
2020年夏にリリースを予定している、"SPACE HIPPIE COLLECTION(スペースヒッピー コレクション)"で採用されるリサイクル素材を用いた、"WAFFLE RACER CRATER(ワッフルレーサー クレーター)"がリークされた。アッパーのデザインはオリジナルを受け継ぎつつ、スウッシュやアイステイにジグザグのステッチングを施してアップデート。ソールはオリジナルのシルエットを保ちつつ、他のプロダクトから発生したスクラップを再生し、伝統あるワッフルソールを形成している。
海外では2021年上半期に発売予定。
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