渋みのあるアースカラーに鮮やかなイエローが映える一足!
長距離用ランニングシューズから、アウトドアシューズ開発のきっかけとなった"LDV(LONG DISTANCE VECTOR/ロング ディスタンス ベクター)"。"NIKE(ナイキ)"が1970年代後半に送り出したこのモデルは、"LD-1000"を発展させた直線的なラストを備え、軽さと安定性を追求していた。1978年のK2遠征では、登山家のリック・リッジウェイとジョン・ロスケリーらがベースキャンプへ向かう行程で着用。硬く重い登山靴とは異なる柔軟性や通気性が評価された一方、厳しい道のりで靴は補修が必要なほど消耗した。帰国後に寄せられた、軽快さを保ちながらアッパーやソールを強化してほしいという提案が、ナイキのアウトドアシューズ開発を後押し。1989年に始動する"ACG(ALL CONDITIONS GEAR)"の原点となった。
その歴史を受け継ぐ"ACG LDV"は、細身のトゥと大きなスウッシュを残しながら、足元を現代仕様へとアップデート。ミッドソールには"REACTX(リアクトX)"フォームを採用し、クラシックな見た目に最新のクッション性を組み合わせている。耐久性と通気性を備えたメッシュアッパー、凹凸のあるラバーワッフルアウトソールも特徴。2026年にACGがトレイルランニングやハイキングへの取り組みを強化する中、ランニングとアウトドアを結んだ原点を伝えるモデルとなっている。
今回登場するのは、ライトオリーブを軸にゴールドやシトロン系の黄色を合わせた新色。茶色みを帯びたメッシュに、濃いブラウン系のトゥキャップ、アイステイ、ヒールパーツを重ね、細かな織り目と滑らかな表面の違いを際立たせた。サイドを横切るスウッシュとヒールタブは鮮やかなイエロー。くすんだ黄色のシューレースやミッドソールがその明るさを受け止め、白いシュータンが軽やかなアクセントを添える。ヒール側面にはACGの三角形ロゴを配置し、足裏はブラックで引き締めた。先に登場した"ブラック/ホワイト"の明快なコントラストとは異なり、土や枯れ葉を思わせる深い色調に、アウトドアギアらしい鮮やかさを効かせている。
米国では2027年1月2日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は130ドル。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












