ヘルベリンの続編として、90年代のアウトドアデザインを再構築!
2014年にゲーリー・アスプデンを中心に始動した、"ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)"の"SPZL(スペツィアル)"。豊富なアーカイブを掘り下げる同ラインは、インドアシューズやランニングモデルに加え、アウトドア由来のデザインにも取り組んできた。"WINTERHILL SPZL(ウィンターヒル SPZL)"などで追求してきたのは、登山靴らしい外観を持ちながら、構造はスニーカーに近づけた冬向けのシューズ。寒い季節のフットボール観戦を含め、日常で履ける一足を目指す考え方が、今回の"WETHERLAM SPZL(ウェザーラム SPZL)"にもつながっている。
直接の前身にあたるのは、2024年の"C.P. COMPANY × ADIDAS SPZL"で登場した"HELVELLYN SPZL(ヘルベリン SPZL)"。その出発点は、アスプデンが所有していた90年代のアウトドアブーツ、"NEPAL(ネパール)"だった。鮮やかな配色と独特のグラフィックを備えたネパールからアッパーの構成を取り入れ、ヘルベリンでは落ち着いた色調へと変更。ウェザーラムは、その続編として企画され、さらに90年代の"TOP LIGHT(トップ ライト)"などの資料を参照して開発された。過去の一型をそのまま復刻するのではなく、複数のアーカイブを組み合わせた新作となっている。
前作との差を明快にするため、今回はスリーストライプスを強調。これまでのアウトドア系SPZLでは控えめに扱ってきたブランドの象徴を、縁取りのある2層のテクニカルな織りテープで表現した。グレーのラインを黄緑色で囲むことで、織り目のあるサイドパネルからくっきりと浮き立たせている。グリーンの起毛素材、グレー、濃いネイビーを重ねた配色は、2026年秋冬のSPZLアパレルをもとに構成された。
足元には深い凹凸を刻んだアウトソールを組み合わせ、金属製のDリングと柄入りの丸紐がハイキングシューズらしい表情を加える。機能面では"adi-Tex"を採用し、ヒール側面にもその文字をプリント。シュータンのラベルやかかとのマウンテンモチーフ、ソール側面の細い黄緑色のラインまで、落ち着いた色合いの中に細部の見どころを詰め込んだ。
海外では2026年11月6日にアディダス CONFIRMED、アディダス オリジナルスストアおよび一部取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






