BMXとカーカスタムをつなぐ、稲妻のオーセンティック!
チリのサンティアゴ出身で、X GAMESでも複数回の表彰台を経験してきたプロBMXライダー、"COCO ZURITA(ココ・ズリータ)"。カスタムカーの制作やドリフトにも取り組み、自転車と自動車の両方で自らのスタイルを表現してきた。2026年は、彼が"VANS(ヴァンズ)"と歩んできた20周年、そしてブランド創業60周年が重なる節目。VANSはこれまでも、"CULT(カルト)とのBMXコレクション"や、"KEVIN PERAZA(ケビン・ペラザ)のBMX STYLE 114"など、ライダーやBMXブランドとの製品づくりを重ねてきた。今回のココとの企画では、その関係がシューズから一台のカスタムカーへと広がっている。
プロジェクトに加わる"ACURA(アキュラ)"は、1986年に米国で誕生したホンダの高級車ブランド。走行性能とデザインを重視する同社とココの関係は、2022年に公開された"カスタム仕様のINTEGRA(インテグラ)"から続いている。同作ではNSX GTのデザインから着想を得て、カーボン製パーツやレーシングカーの要素を導入。2024年にはTLX TYPE Sを手がけ、今回はコンパクトSUVのADXをベースとする"CZ-77 CONCEPT"を制作した。ココが長年関わる二つのブランドを、BMXとカーカスタムへの情熱が結び付けている。
同時に登場するシューズは、"AUTHENTIC(オーセンティック)"。1966年にデッキシューズの"STYLE 44"として生まれ、南カリフォルニアのスケーターにも支持されたVANSの原点となるモデルを選んだ。低くすっきりとしたフォルムを保ち、サイドには大きなブラックとホワイトのチェッカーボードを配置。トウとヒールをブラックで引き締め、白いシューレースとステッチでパーツの形を際立たせている。
最大の特徴は、ソール側面を横切る大ぶりな稲妻。黒く縁取った白いモチーフがラバーの上端からせり上がり、普段は直線的に見えるサイドウォールに鋭い変化を加えた。ヒール寄りには"OFF THE WALL"の文字を配し、アッパーの外側にはメッセージ入りの白いラベルを縫い付けている。シューレースの文字飾りや、底面まで広がるチェッカーボードもアクセント。白黒の二色を軸にしながら、柄の配置とソールの立体的な装飾でココらしいカスタム感を表現した。
赤いADXにもシューズのキャンペーンに由来するグラフィックを採用し、車内のバケットシートにはチェッカーボードと稲妻を配置。制作に使われたファブリックの約90%をVANSの北米チームが供給し、スケートやBMX用シューズに用いるのと同種の素材を内装へ取り入れた。さらに車体後部にはBMXを固定・展示できる専用構造を設け、シューズ、車、自転車を一つのプロジェクトとしてまとめている。
米国では2026年10月24日よりVANS.COM限定で発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。









