異素材のブラックとメタルの輝きで名作をダークに再構築!
1989年、"LUCA BENINI(ルカ・ベニーニ)"がイタリアで設立した"SLAM JAM(スラムジャム)"。当時まだ現地では広く知られていなかったストリートウェアを紹介し、ファッションと音楽、アートを横断する独自の視点でイタリアのストリートシーンを育ててきた。"NIKE(ナイキ)"とのコラボレーションでも、その実験的なアプローチを発揮。シュータンのロゴを反転させた"DUNK HIGH(ダンク ハイ)"や、異素材の切り替えが際立つ"AIR FORCE 1(エアフォース1)"など、定番モデルの見慣れたディテールに変化を加えてきた。
新たなベースに選ばれたのは、1997年に誕生した"AIR MAX 97(エアマックス97)"。クリスチャン・トレッサーが手掛けたアッパーは、水面に広がる波紋から着想を得た曲線のレイヤーが特徴。足裏にはフルレングスのビジブルエアを備え、流れるようなラインとクッショニングを見せる構造が、当時のハイテクスニーカーを象徴するスタイルを生み出した。シルバーのオリジナルカラーでも知られるその近未来的なフォルムを、今回はブラックの重厚な表情へとアレンジしている。
公開されたティザーでは、アッパーからソールまでダークトーンで統一。波状のパネルやアッパー下部に表面の異なる素材を重ね、ひび割れを思わせるクラック調の質感と、細かな凹凸のある生地を組み合わせている。同じ黒でも光の当たり方によって陰影が変わり、AM97ならではの幾重にも重なるラインが浮かび上がる仕上がりに。サイドの小さなスウッシュはメタル調の立体的なパーツへと変更され、控えめな光沢が黒いボディに鋭いアクセントを添える。
さらに、シューズにはボールチェーンで長方形のプレートを装着。そこにはSLAM JAMの名とともに、CHAOS IS ORDER、そして創業年の1989が刻まれている。「混沌は秩序」というフレーズを工業製品の銘板のようなパーツに落とし込み、スラムジャムらしいひねりをプラスした。フルレングスのエアユニットも暗い色合いでまとめられ、素材の表情と金属の輝きが主役となる一足。鮮やかな配色に頼らず、名作の造形を際立たせたコラボレーションとなっている。
海外では2026年11月ごろにSLAM JAMにて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






