フリルとスタッズで甘さとハードさを重ねた"ボメロ 5"!
走るために生まれた機能的な造形が、ファッションとしても支持を集める"NIKE(ナイキ)"の"ZOOM VOMERO 5(ズーム ボメロ 5)"。2010年に登場したランニングシューズは、メッシュと幾重にも重なる補強パーツ、サイドのケージ、立体的なヒールが特徴だ。転機の一つとなったのが、2018年にサミュエル・ロスが手掛けた"A-COLD-WALL*(ア・コールド・ウォール)"とのコラボレーション。大胆なヒールパーツを加えた再解釈によって、競技用シューズの構造美に新たな視線を向けさせた。2022年には"コブルストーンやオートミール"といった日常の装いになじむカラーも登場。テクニカルな外観と快適な履き心地を両立する、街履きの定番へと広がっていった。
今回は、そのスポーティなシルエットに装飾的なディテールを加えたウィメンズモデルがラインナップ。ブラックのメッシュをベースに、ミディアムソフトピンクの合成皮革パネルを重ねた。通常のボメロ 5が持つ流線的な補強パーツに対し、本作はパネルの縁を尖らせ、波打つ曲線と鋭い切り込みを組み合わせている。つま先からヒールへ続くピンクの輪郭が、柔らかな色合いの中にハードな表情を生み出した。
サイドのピンクのパネルには小さなシルバーカラーのスタッズを並べ、中央にはブラックで縁取った艶やかなメタリックスウッシュを配置。つま先とヒールにも小ぶりなスウッシュを添え、光沢のあるアクセントを散りばめている。さらに目を引くのが、フリルをあしらったブラックのシューレース。繊細な装飾と金属的な輝きを重ねることで、ランニング由来のアッパーにゴシックやパンクを思わせる雰囲気を加えている。
一方、サイドのプラスチック製ケージや格子状のヒールパーツはブラックで統一し、ボメロ 5らしい立体感も維持。ソールまで黒でまとめることで、ピンクのパネルとシルバーのロゴが際立つ仕上がりとなった。フォームミッドソールと"AIR ZOOM"クッショニングが足元を支え、ラバーアウトソールがグリップを確保。予備のシューレースも付属する。単なる配色変更にとどまらず、パネルの形状と装飾で印象を変えた一足だ。
日本国内では2026年11月1日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は25,300円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












