履き込むほどに味わいを増すクロムエクセルレザーの逸足!
サイドに配した一つ星と、端正なローカットのシルエットで愛される"CONVERSE(コンバース)"の"ONE STAR(ワンスター)"。1974年、前身となるスター&バーズから2本のラインを取り除き、星を主役に据えたバスケットボールシューズとして誕生した。素材の供給や製造上の問題から、当初の生産は1974〜1975年の短期間にとどまり、後に“幻の一足”として語られる存在へ。復刻を重ねて定番へと成長した現在も、装飾を抑えたパネル構成が、革の質感や配色の魅力を引き立てている。
今回は、アメリカの老舗タンナー、"HORWEEN(ホーウィン)"社のクロムエクセルレザーを採用した直営店限定モデルが登場。1905年創業の同社が手掛けるクロムエクセルは、クロムなめしと植物タンニンによる再なめしを組み合わせた革。さらに、オイルやワックスなどを熱とともに浸透させる“ホットスタッフィング”という工程によって、しなやかさと深みのある風合いを生み出す。古くから靴作りに用いられてきた素材を、クラシックなワンスターへと落とし込んだ。
このレザーの醍醐味は、曲げたり引っ張ったりした部分の油分が移動し、色が淡く見える“プルアップ”の表情。あらかじめ均一な色を塗り分けたデザインとは異なり、足の動きに沿って革の濃淡が変化する。履き込むことで刻まれるシワや艶の変化も加わり、一足ごとに異なる表情を楽しめるのが魅力だ。
アッパーはブラックで統一し、サイドの星も同色でまとめた落ち着いた仕上がり。アイステイやヒールのパーツの断面には茶色い革の芯が覗き、黒一色の中に繊細なアクセントを添える。この“茶芯”と、力を加えた際の濃淡を楽しむプルアップが重なり、素材そのものの奥行きを感じさせる構成となっている。
足元には濃い生成り色のテープを合わせ、ヴィンテージライクな佇まいを演出。明るいシューレースが重厚なブラックレザーを引き立て、ソール側面を走る細い黒のラインが全体をすっきりと引き締める。華美な装飾を加えず、革の艶、断面の色、ゴムの柔らかな色調で見せる、大人の装いにも馴染む一足。新品の美しさから履き込んだ後の風合いまで、時間をかけて付き合いたくなる特別仕様となっている。
日本国内では2026年10月15日よりコンバース直営店限定で発売予定。価格は29,700円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。














