SGAの足元から姿を現した鮮烈なオレンジの未発売カラー!
巧みな緩急と多彩な得点パターンでディフェンスを翻弄する、"SHAI GILGEOUS-ALEXANDER(シェイ・ギルジャス・アレクサンダー)"。コート外でも独創的なスタイリングで注目を集める彼は、2024年にコンバース・バスケットボールのクリエイティブディレクターへ就任。自身のシグネチャーモデル"SHAI 001"では、シューズからロゴに至るまで制作に深く関わってきた。そのSGAの新たな動きとして、コンバースから"NIKE(ナイキ)"への移籍が報じられている。新シーズンに向けたオクラホマシティ・サンダーのメディアデーで選んだのは、自身のシグネチャーではなく、未発売の"VIRGIL ABLOH ARCHIVE × AIR FORCE 1 LOW(ヴァージル・アブロー アーカイブ × エアフォース1 ロー)"だった。
"VIRGIL ABLOH ARCHIVE(VAA)"は、"OFF-WHITE(オフホワイト)"を設立し、ルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティックディレクターも務めた"VIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)"の創作を保存し、次世代へ伝えるアーカイブ。オフホワイトというブランドそのものとは異なり、彼が残した作品や制作過程を通して、その発想と実践を伝えていく活動である。ナイキとも続いていく取り組みは、ヴァージルがスニーカーデザインにもたらした変化を改めて印象づける。
その転換点となったのが、2017年の"THE TEN(ザ・テン)"。名作スニーカーを分解し、構造や素材を見せながら再構築する手法で、世界中のスニーカーフリークを熱狂させた。"AIR FORCE 1"では、透け感のある素材や露出したステッチ、引用符付きの文字などを取り入れ、見慣れた定番をまったく異なる表情へと変貌させた。完成品の美しさだけでなく、作られる過程までデザインとして楽しむ。その斬新な視点はファッションシーンにも広がり、一つの時代を代表するコラボレーションとなった。
一方、メタリックシルバーのスウッシュを配したレザー仕様の"AF1"も、都市や美術館とのつながりを背景に特別なカラーを展開してきた。2018年にはブラックでまとめた"MoMA(ニューヨーク近代美術館)"、2019年には鮮やかなユニバーシティブルーの"MCA(シカゴ現代美術館)"が登場。2021年にはイエローを全面に配した"LEMONADE(レモネード)"も話題をさらった。同じ基本デザインでも、色を大胆に切り替えることで強い個性を生み出してきたシリーズだ。
今回SGAが着用した一足も、その特徴を受け継ぐデザイン。アッパーからミッドソール、アウトソールまでを明るいオレンジで統一し、サイドにはメタリックシルバーのスウッシュを配置した。ロゴの縁を強調するステッチと小さなタブ、ミッドソール後方の"AIR"の文字が、ヴァージルならではのアレンジを主張する。ホワイトのシューレースは鮮烈なボディに軽快なコントラストを添え、シルバーの輝きも引き立てている。サンダーのユニフォームに使われるオレンジと呼応する配色は、メディアデーという場にもぴったり。ただし、チームを着想源としたモデルなのか、SGAのために用意された特別仕様なのかは明らかにされていない。ナイキとの新たな関係を歩み始めるSGAの足元に、今後も注目が集まりそうだ。
現時点で一般販売の有無、発売日、価格は未発表。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。







