ピッチを駆けた“F50”をメタリックシルバーで未来的に再構築!
2009年、ベルギー・アントワープで"BERTONY DA SILVA(ベルトニー・ダ・シルヴァ)"が設立した"ARTE ANTWERP(アルテ アントワープ)"。グラフィックデザインから出発し、アート、建築、音楽を結び付けたミニマルなウェアへと活動を広げてきた。ダ・シルヴァが受け継ぐアフリカの文化と、ポルトガル、ベルギーで培った感性を重ね、スポーツとストリートを落ち着いた色彩や精密なディテールで表現している。2025年には"LIGHTBLAZE POD(ライトブレイズ POD)"で"ADIDAS(アディダス)"とのフットウェアコラボレーションを始動。続く"TRIVELA(トリベラ)"では、北アフリカのフットボール文化と伝統的な織物をライフスタイルシューズへ落とし込んだ。
その次なる題材に選んだのが、スピード系フットボールブーツの名門"F50(エフ50)"である。2004年、"EURO 2004"を前に誕生し、軽量性、素早い加速、俊敏な方向転換を追求。2006年の"F50 TUNIT"ではアッパー、シャーシ、スタッドを交換できるモジュラー構造を採用し、2010年の"F50 ADIZERO"では徹底した軽量化によってスピードブーツの基準を更新。"LIONEL MESSI(リオネル・メッシ)"をはじめとする名選手の足元を支え、アディダスのフットボール史を象徴するシリーズへと成長している。
2026年秋冬の第2弾コレクションでは、フットボールをスポーツの観点だけでなく、スタジアムから音楽、アート、ストリートへ広がる文化として表現。90年代のフットボールスタイルを振り返りながら、ポルトガルの織物や刺繍、ベルギーのレースといった伝統技術を現代のスポーツウェアへ取り入れた。その足元を飾る"F50 MOTION(エフ50 モーション)"は、先に登場した"ブラックとホワイト"に続き、ピッチ由来の流麗なフォルムをメタリックシルバーで研ぎ澄ませた一足となる。
アッパーは、滑らかな光沢を持つシンセティックレザーで構成。足の動きに合わせて光を映すシルバーメタリックが、サッカースパイクのスピード感をドレスシューズのような品のある表情へ変えている。サイドのスリーストライプスはパーフォレーションで描き、前足部には控えめな"F50"ロゴを配置。シュータンには"ARTE"、ヒールには"ADIDAS"のブランディングを添え、アイレットやロゴのメタルカラーがワントーンの中に硬質なアクセントを加えた。
前足部には形状を保つための構造を持たせ、手縫いで仕上げたPUソックライナーとテキスタイルライニングが足当たりを整える。厚みの異なる2組のシューレースによって、スポーティーにも端正にも印象を変えられるのもポイントだ。アウトソールはグリップ力を考えたラバー仕様で、中足部にはクローム調のパーツを組み込み、アッパーと一体感のある未来的なスタイルを完成させた。フットボールの機能美と"ARTE ANTWERP"の洗練されたデザインを、日常の足元で楽しめる仕上がりとなっている。
日本国内では2026年9月にアディダス取扱店にて発売。価格は25,300円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












