“選んだ家族”への感謝を200足のAIR MAX 95に刻んだ特別仕様!
1995年にブルックリンで生まれたビジュアルアーティスト、"AYA BROWN(アヤ・ブラウン)"。色鉛筆やパステルを使い、クラフト紙をはじめとするブラウンの支持体に、日常を生きる黒人・褐色人種やクィアの人々、家族、地域で働く人々の姿を描いてきた。2020年には、コロナ禍のニューヨークを支えた看護師や交通機関の職員、配達員らに焦点を当てた作品を発表。同年に"THE STUDIO MUSEUM IN HARLEM(スタジオ・ミュージアム・イン・ハーレム)"が作品を収蔵し、"VIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)"の"PUBLIC DOMAIN PROJECT"では、ブルックリンの図書館やバス停にも彼女のポートレートが掲出された。身近な人々を丁寧に描き、見過ごされがちな存在へ光を当てることが、活動の軸となっている。
今回、アヤ・ブラウンが初めてデザインした"AIR MAX 95(エアマックス 95)"は、活動を支えてきた人々へ感謝を伝えるために制作されたF&Fモデル。そのテーマには、血縁だけに限定されず、互いを選び、支え合ってきた仲間を指す"CHOSEN FAMILY(チョーズン・ファミリー)"が掲げられた。シューズに添えられた手紙には、最初期から応援してきた人、まだ会ったことはなくても遠くから敬意を寄せてきた人まで、現在の自分へつながる大切な存在であることが記されている。そして、それぞれの励ましや愛情、着想、信頼を一つひとつの種にたとえ、このAIR MAX 95をそのすべてを祝福する一足と位置付けた。一般販売を目的とした商品ではなく、作家本人から受け取る人へ向けた感謝状として仕立てられている点が最大の特徴となる。
ベースとなったAIR MAX 95は、セルジオ・ロザーノが人体構造と浸食された大地から着想し、1995年に発表した"NIKE(ナイキ)"の代表作。筋肉を思わせる段階的なサイドパネルと、前足部にも配置したビジブルAIRが特徴となっている。
アヤ・ブラウンは、そのレイヤーを深みのあるブラウンスウェードで包み、黒いレザーのマッドガードと目の粗いメッシュを重ねた。ブラウンの支持体を好んで使う彼女の作品と響き合う色調であり、毛足や濃淡の違いによってAIR MAX 95特有の波形をくっきりと描き出している。リフレクティブ素材を使ったシルバーのレースループには、ホワイトの斑点を織り込んだブラックのロープレースを通し、ストッパーを加えて機能的にアレンジ。ヒールのスウッシュ、シュータンラベル、シューレース中央のタブ、ビジブルAIR、アウトソールには鮮やかなグリーンを差し込み、土や樹木を思わせるブラウンとブラックの配色へ生命感を加えた。蘭や苔、実ものとともに展示されたビジュアルも、シューズに用いたアースカラーとグリーンの関係を印象的に映し出している。
アウトソールのウィンドウにはアヤ・ブラウンのシグネチャーをあしらい、専用バッグにはオーバル型の"abrown"ロゴと"A CHOSEN FAMILY EXCLUSIVE"、さらに日本語で"大切な人たちへ"をプリント。手紙、ミニチュアシューズのキーチェーンなども用意され、シューズから付属品まで同じテーマで統一された。制作数はわずか200足。受け取った一人ひとりと築いてきた関係を祝うための関係者限定モデルであり、一般販売は予定されていない。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












