カリフォルニア マウンテン スネークの鱗模様に刻んだ"KOBE 9 EM"!
"KOBE BRYANT(コービー・ブライアント)"を語るうえで欠かせないのが、毒蛇の"BLACK MAMBA(ブラックマンバ)"という異名である。鋭いスピード、相手を一瞬で仕留める決定力、勝負所で迷わず牙をむく冷徹さ。それらを自らのプレースタイルと精神性に重ね、"MAMBA MENTALITY(マンバメンタリティ)"として昇華させたことで、バスケットプレイヤー、はたまたアスリートたちの行動哲学へと広がっていった。"KOBE(コービー)"シリーズでも蛇は重要なモチーフとなり、過去には蛇の質感を大胆に落とし込んだ"KOBE 9 KRM EXT BLACK/BLACK"や、赤い毒蛇のような迫力を備えた"KOBE 9 EXT KRM CHALLENGE RED"などが登場している。
今回の"KOBE 9"は、2014年に"ERIC AVAR(エリック・エイバー)"が手掛けた実験的な一足である。オリジナルの"ELITE HIGH"は、ボクシングブーツから着想を得た足首まで包み込むシルエットと、ナイキ バスケットボール初のフライニットアッパーによって、パフォーマンスシューズの常識を覆した。その後、ローカット版やEM仕様が加わり、同じ"KOBE 9"でも性能の異なるモデルが展開されていく。フライニットの"ELITE"が編み込みによるサポート性とプレミアムな質感を押し出すのに対し、"EM"はEngineered Meshを使うことで、通気性、軽快なフィット感、そしてグラフィック表現との相性を高めた仕様となる。現行の"PROTRO"展開では、リアクトフォームや改良されたトラクションなど、現代のプレーに合わせたアップデートも加えられている。
妻のヴァネッサ・ブライアントがInstagram Storiesで披露した未発表モデル群の中から浮上したのが、"CALIFORNIA MOUNTAIN SNAKE(カリフォルニア マウンテン スネーク)"である。アッパーのエンジにアードメッシュには、レッドオレンジ、ブラック、ライトタンを混ぜ合わせた鱗状のパターンを配置。自然界の蛇が持つ警戒色のようなコントラストを、軽量なローカットシルエット全体へ広げている。サイドにはブラックで縁取ったホワイトのスウッシュを重ね、前足部には赤いクロス状のアクセントをプラス。レッドのソール、ブラックのヒールパーツ、グレーの履き口が複雑なパターンを引き締め、EMならではのプリント面を活かした一足へと仕上げられている。
ブラックマンバの物語を、実在する蛇のマーキングへと置き換えたような本作は、"KOBE 9 EM"の軽快さとグラフィック表現の強さを同時に引き出すスペシャルカラーと見られる。現時点で発売日や価格は明らかにされていない。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






