時を超えたデッドストックの風格!
2000年代初頭のクッショニングテクノロジーを語る上で欠かせない存在、"NIKE(ナイキ)"の"SHOX(ショックス)"。その起源はデザイナー"BRUCE KILGORE(ブルース・キルゴア)"のアイデアにあり、金属スプリングから派生した試作を経て、弾力性の高い"PEBAX(ペバックス)"製の円柱コラムによるクッション構造として結実した。着地時の衝撃吸収と次の一歩への推進力を両立する独特のライド感が最大の特徴である。中でも"SHOX R4(ショックス R4)"のアッパーは、宇宙服や宇宙飛行士のギアにインスピレーションを受けた流線型のラインで構築されており、金属的な光沢が近未来的な印象を強調する。当時のスポーツカルチャーを象徴する一足としての存在感は衰えず、現在のY2Kランニングトレンドとも絶妙にリンクし、新旧ファンを魅了し続けている。
最新作は、年月の経過を感じさせるハードなディストレスト仕様で登場する。2000年代のデッドストックのような風合いを再現すべく、アッパーにはブラックでまとめつつもクラックした下地が覗くディストレストレザーを採用。経年変化を思わせるラフな質感が、個性あるスタイルを生み出している。一方で、ソールに搭載されたショックスのカラムにはシルバーを使用し、シリーズ特有のフューチャリスティックな雰囲気もしっかりと演出。
古着やY2Kのスタイルに合わせやすい仕上がりとなっている。
海外では2025年12月1日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は€160。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。







