パンキッシュなスタイルへとアレンジ!
シンガポール発のスニーカーカスタマイズ集団、"SBTG(サボタージュ)"。2006年にカスタマイズの域を超え"NIKE SB(ナイキ SB)"とのコラボレーションを実現させると、そのカスタマイズデザインや独創的なグラフィックで瞬く間に人気に火が付いた。"NEW BALANCE(ニューバランス)"、"ASICS(アシックス)"、"PUMA(プーマ)"、"REEBOK(リーボック)"、"VANS(バンズ)"といったあらゆるメーカーとのコラボレーションでも、唯一無二の世界観を反映したデザインで話題を集めてきた。そして遂に、"MIZUNO(ミズノ)"とのコラボレーションが実現する。ベースには、ライフスタイルモデルとして人気の高い"WAVE RIDER 10(ウエーブライダー 10)"を採用。2006年に「如何にスムーズに走れるか」に焦点を当てて開発され、ナイロンやポリウレタン、衝撃を吸収する"VS-1"を巧みに組み合わせた"WAVE PLATE(ウエーブプレート)"を搭載。近未来的なヴィジュアルはもちろん、そのクッション性と安定性の高さでも支持を受ける一足である。
今回のコラボレーションは、80年代後半から90年代初頭のパンクやスケートカルチャーに着想を得て、サボタージュのシグネチャーデザインである"BONES(ボーンズ)"を融合させている。アッパーからソールまではブラックをメインにしつつも、トゥボックスは人工皮革、クォーターパネルはメッシュ素材で切り替えることで、素材の差異によって表情を作り出した。つま先、サイド、タンにはボーンディテールがあしらわれ、ミズノのランバードロゴはあえて半透明とすることで、ブランドのアイデンティティを残しつつも無骨な雰囲気を高めることに成功している。シューレースの部分には、従来のウエーブライダー 10にはないクイックシューレース仕様を採用した。
シュータンやヒールサイドには"SBTG"のロゴが配され、インソールもブルーのレオパード柄を落とし込むなど、見えない部分までこだわり抜いた仕上がりとなっている。ミズノが誇る2000年代のランニングテクノロジーと、サボタージュが貫くパンクやスケートの反骨精神、そしてDIYマインドが色濃く反映された。両者のアイデンティティが融合した、唯一無二の一足である。
日本国内では2025年11月21日にミズノ取扱店にて発売予定。価格は20,900円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。















