90年代のアウトドアスタイルを意識したカラーウェイ!
静岡県藤枝市に店舗を構えるヴィンテージ古着とスニーカーの名店、"MAGFORLIA(マグフォリア)" 。そのオーナーである山田隆也氏は、世界屈指の"PUMA(プーマ)"コレクターとして知られ、本国ドイツのプーマから復刻モデルの監修を依頼されるほどの深い知見を持つ人物である。一方、"OSHMAN'S(オッシュマンズ)"は、1932年に米国テキサスで誕生したスポーツ用品店であり、日本では1985年に原宿で第1号店をオープン 。2025年で日本展開40周年を迎える、「スポーツを通して人生を楽しむためのライフスタイル」を提案するスポーツセレクトショップである。
この両者と"PUMA(プーマ)"によるトリプルコラボレーションモデル、"MOSTRO XC(モストロ XC)"が、オッシュマンズの40周年を記念して発売される。ベースとなった"MOSTRO(モストロ)"は、イタリア語で「モンスター」を意味し、1999年に初登場。1960年代の陸上スパイクと1980年代のサーフィンシューズという対照的な要素を融合させ、突起状のスパイクソールとストラップ式クロージャーを特徴とする。その派生モデルである"MOSTRO XC"は、オリジナルの意匠を受け継ぎつつ、スエードやテキスタイルを組み合わせたアッパーと、耐久性・グリップ性を強化したソールユニットで、アウトドアやトレイルの要素を取り入れたモデルである。
本作のデザインコンセプトは、"MAGFORLIA"の山田氏が1997年に初めてオッシュマンズを訪れた際のインスピレーションに基づき、「当時(90年代後半)の店頭に並んでいてもおかしくないアウトドアシューズ」を目指して構築された。アッパーはブラウンのスエードとブラックのテキスタイル素材を基調とし、プーマのフォームストリップには鮮やかなパープルを採用。懐かしさと新鮮さが同居する配色に、差し色としてオレンジ色の替えシューレースが付属する。この90年代の空気感を纏ったデザインは、若い世代には「良い意味での違和感」を与えつつ、長年のオッシュマンズファンには同店の歴史を感じさせるアニバーサリーモデルとなっている。
日本国内では2025年11月15日にオッシュマンズ、マグフォリア、PUMAストア原宿/大阪、PUMA オンラインにて発売予定。価格は19,800円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













