【開発中】ナイキ プロジェクト アンプリファイ

世界初の電動モーター内蔵のパワードフットウェアシステムを開発中！
"NIKE(ナイキ)" が、ランニングとウォーキングの未来を書き換える可能性を秘めた、革新的なテクノロジー"PROJECT AMPLIFY(プロジェクト アンプリファイ)"を発表した。日常的に運動を楽しむ人々が、より少ない労力で、少しだけ速く、そして少しだけ遠くへ移動することを可能にする、世界初の「パワードフットウェアシステム」である。 下肢と足首の自然な動きを電動のモーターによって増強、第二のふくらはぎを手に入れたかのように、歩行やランニングに物理的な「ブースト」を提供する。電動アシスト自転車が都市の移動に革命をもたらしたように、「PROJECT AMPLIFY」はゆっくりとしたランニング、ジョギング、ウォーキングをより簡単で楽しいものにすることを目指している。
"NIKE SPORT RESEARCH LAB (NSRL)" が開発したモーションアルゴリズムに基づいて制御される。軽量かつパワフルなモーター、ドライブベルト、そして充電可能なカフバッテリーが、カーボンファイバープレートを内蔵した専用ランニングシューズとシームレスに統合されている。このシューズは、ロボティクスシステムを取り外して単独で着用することも可能だ。
このシステムはトップスピードを追求する競技者向けではなく、1マイルあたり10分から12分程度のペースで走る、より多くの人々をターゲットとしている。NSRLでのテストに参加したアスリートからは、「まるで自分の体の一部のように感じる」「坂道を平地のように楽に登れる」といった声が寄せられている。
開発はロボティクス分野のパートナー "DEPHY" 社と共同で行われ、数年にわたるNSRLでの広範なテストを経てきた。NIKEのVP、マイケル・ドナフ氏は、このプロジェクトを「動きを増強し、スポーツの未来を創造する」という、創業者ビル・バウワーマン以来のNIKEの旅路における新たな一歩であると位置づけている。
現在「PROJECT AMPLIFY」はまだ初期テスト段階にあるが、NIKEはアートとサイエンスを融合させながらパフォーマンスの完成度を高め、数年以内の一般消費者向け発売を目指している。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。