360度あらゆる方向から風が吹き抜ける3Dプリンター製の逸足!
2000年代初頭、ソール裏にまで通気孔を設けるという画期的なアイデアで、360度の通気性を実現した "ADIDAS (アディダス)" の "CLIMACOOL (クライマクール)"。その革新的なコンセプトが、現代のテクノロジーと融合し、新たな次元へと進化を遂げた。最新作は、シューズ全体を3Dプリンターで組み上げた、まさに次世代の一足である。
アッパーからソールまでが一体成型された本作は、部位ごとに密度の異なる格子状の構造を採用。これにより、耐久性、フィッティング、クッショニングといった要素を最適化している。デザインにシームレスに溶け込んだスリーストライプスをはじめ、全ての面から空気が通り抜ける設計は、常に足を涼しくドライに保つという "CLIMACOOL" 本来の目的を、未来的な手法で実現した。さらに、この製造工程は廃材を出さず、リサイクルも容易であるため、サステナビリティの観点からも極めて先進的である。
今回登場するのは、都会のスタイリングに馴染むシックなグレーカラー。サイドを飾るスリーストライプスにはブラックを差し込むことで、ミニマルなデザインに表情を加えている。"ADIDAS" の技術革新とデザイン哲学が凝縮された一足は、スニーカーの未来像を足元から感じさせてくれる。
海外では2025年にアディダス取扱店にてにて発売予定。価格は$140。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。