混沌と武道の静寂が交錯する異色作!
2014年、"KYLE NG(カイル・ン)"と"ED DAVIS(エド・デイビス)"によってロサンゼルスで設立されたクリエイティブ集団、"BRAIN DEAD(ブレインデッド)"。「脳死」というブランド名とは裏腹に、そのクリエイションはサブカルチャーやホラー映画といった、あらゆるカルチャーからインスピレーションを得て、常に知的で刺激的な驚きを提供し続けている 。世界中のアーティストが参加するそのコレクティブな体制から生み出される独創的なストリートウェアは、世界中でカルト的な支持を集めてきた。
最新作は""とのコラボレーションで、韓国発祥の武道・テコンドーのシューズをルーツに持つ、ミニマルなスニーカー"TAEKWONDO(テコンドー)"をキャンバスに選択。Y2Kトレンドの中で再評価される、素足に近い感覚の薄底スリッポンという極めてシンプルな一足に、"ブレインデッド"ならではのカオスなクリエイティビティを吹き込んだ。
■SILVER METALLIC(JQ9215)
一つは、未来的なビジュアルが際立つ、メタリックシルバーの一足。その最大の特徴は、甲部分に搭載された、1984年の伝説的ランニングシューズ"MICROPACER(マイクロペーサー)"を彷彿とさせる、小型デバイス風のシューレースカバーだ 。80年代のレトロフューチャーなギミックを、現代のミニマルなシルエットに融合させるという、"ブレインデッド"の実験精神が光る。
■CORE BLACK(JQ9303)
もう一方は、フットボールスパイクのようなブラックレザーのアッパーに、温かみのあるクリーム色のアクセントを加えた、ブロークコアスタイルの一足。異なるジャンルを重ね合わせることでブレインデッド流のカオス的なスタイルを完成させている。
どちらもヒールタブにブレインデッドのロゴ、シュータンにはお馴染みのトレフォイルロゴではなく、「Brain Dead Systems」と書かれた、架空の企業ロゴ風のラベルが配置されている 。現代の過剰なブランディングに対する、彼らならではの皮肉とユーモアが込められた、控えめながらも挑発的なディテールだ。
日本国内では2025年に発売予定。価格は。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。