ヴィンテージペイズリーが彩る逸足!
1970年代のランニングブームを背景に、"NIKE(ナイキ)"の共同創業者"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"が足専門医の知見を取り入れ開発した、"LD-1000"。その名は"LONG DISTANCE"を意味し、「年間1,000マイル走破」という願いが込められていた。しかし、画期的なフレア状ミッドソールが一部ランナーの膝に負担をかける可能性が浮上し、"NIKE"はリコールを決断。この誠実な対応はブランドへの信頼を逆に高め、その歴史に深く刻まれることとなった。
そのナイキの黎明期の名作が、半世紀の時を経て現代のファッションシーンで再評価されている。太めのスウッシュが映えるレトロなルックスは、今なお新鮮な魅力を放つ。最新作では、そのクラシックなシルエットを、年代物のタペストリーを思わせる繊細なペイズリー柄のテキスタイルで構築。補強パーツには同系色のスウェードを採用し、優雅なパターンを際立たせる。サイドには、クリーンなホワイトレザーの大ぶりなスウッシュが駆け抜け、ヴィンテージデザインを象徴。ソールユニットにはガムラバーを用いることで、全体のノスタルジックな雰囲気を一層高めている。
日本国内では2025年9月6日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は16,060円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■BLACK/SAIL-IRON GREY-CAMPFIRE ORANGE (IH4479-001)
■PACIFIC MOSS/SAIL-SEQUOIA-TEAM GOLD (IH4479-300)