アートな表情へと昇華したスプラッターペイント!
伝説のデザイナー、"BRUCE KILGORE(ブルース・キルゴア)"が描いた「機械式クッショニング」という斬新な構想。それを"NIKE(ナイキ)"が16年の歳月をかけて実現した"SHOX(ショックス)"テクノロジーは、円柱状のコラムが生み出す特異な反発力と未来的なデザインで、2000年代のスニーカーシーンに一大旋風を巻き起こした。
2004年登場の"SHOX RIDE 2(ショックス ライド 2)"は、ヒールに"SHOX"を、前足部に"ビジブルエア"を搭載するという大胆なハイブリッドモデルである。Y2Kファッションがリバイバルする現代、その異質な存在感は再評価され、2022年の"SUPREME(シュプリーム)"とのコラボレーションを起爆剤に、再びストリートの注目を集めている。
そのポテンシャルの高さを証明するかのように、今度は高耐久素材を纏った最新作が登場。アッパーには、革新的なファイバーとファブリック技術で知られる"CORDURA®(コーデュラ®)"を採用し、タフな仕様へとアップデートした。ベースとなるナイロンキャンバスはホワイトで構築し、その上からまるで水飛沫が飛び散ったかのようなスカイブルーのペイントを大胆に施している。マッドガードには重厚なブラックを、アイステイ部分にはヴィンテージ感を漂わせるセイルカラーを配置し、巧みなカラーブロックで奥行きを創出。シューレースもチェーンのようなステッチが入り、細部にまでこだわった武骨な雰囲気をプラスしている。Y2Kのテック感とワークウェアのような耐久性、そしてアートピースのような表現力が融合した、新たな魅力が宿る一足である。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$210。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。