駅伝走者へ捧げるスペシャルカラー!
陸上コーチであった"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"と、彼が指導したアスリート、"PHIL KNIGHT(フィル・ナイト)"によって創設された"NIKE(ナイキ)"。その原点は常にランニングにあり、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すために最高のギアを作り出し続けてきた。その情熱は、日本独自の「駅伝」にも注がれ、1990年代から続く特別なコレクション、"EKIDEN PACK(エキデン パック)"を生み出した。人生を懸けた大舞台を、最高のテクノロジーとインパクトのあるデザインで駆け抜けたい。そんなランナーたちの声に応え、駅伝の情景から着想を得たデザインが毎年発表されている。
今作は、長距離界の常識を塗り替えた一足を駅伝仕様にアップデート。2017年の登場以来、その圧倒的なパフォーマンスで数々の記録更新を支えてきた、"VAPORFLY(ヴェイパーフライ)"シリーズ。最新作は、前作を超えるべく、徹底した軽量化とエネルギーリターンの向上という命題に挑んだ。ミッドソールには、ナイキで最も反発性に優れた"ZOOMX(ズームX)"フォームを搭載。その形状を最適化することで、クッショニングを損なうことなくさらなる軽量化を実現している。ミッドソールに内蔵されたフルレングスのカーボンファイバー製"FLYPLATE(フライプレート)"は、推進効率を最大化するよう角度を調整し、より力強い蹴り出しをサポートする。結果として、シューズ重量は28cmでわずか190グラムと、前作比で約10%もの軽量化を達成。レース終盤の疲労を抑え、フレッシュな足元を維持するための設計が隅々まで貫かれている。
今季の"エキデン パック"を象徴するデザインは、舗装路の上で抜群の存在感を放つ鮮やかなライムグリーンでアッパーを構成。そこに幾重にもライングラフィックを重ねることで、ランナーの疾走感を視覚的に表現。さらに、シュータンには「走」と「破」の二文字を、ヒールには「体力・気力・努力」という言葉を漢字でプリント。襷を繋ぐために己の限界に挑むランナーの精神性に寄り添うディテールである。最新鋭のテクノロジーと、日本の駅伝に捧げる熱い想いが融合した一足となっている。
日本国内では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。