レトロなスタイルを格上げするカラーウェイ!
1970年代、世界中がランニングブームに沸く中で誕生した、"NIKE(ナイキ)"の歴史的な一足、"LD-1000"。その名は"LONG DISTANCE"の頭文字と"年間1,000マイル走破"の願いを込めたものだ。軽量なナイロンアッパーにスウェードの補強、そしてブランドの象徴とも言えるワッフルアウトソールなど、当時最先端のテクノロジーを結集。半世紀の時を経て、その魅力が再評価され、現代のストリートシーンで再び脚光を浴びている。
共同創業者"ビル・バウワーマン"の知見に基づき開発された"LD-1000"は、踵を厚くしたフレア状のミッドソールでランナーの膝への負担軽減を目指した。しかし、一部で逆効果となる懸念からリコールに至るという数奇な運命を辿る。だが、その真摯な顧客対応がブランドへの信頼を高め、革新を恐れないナイキの姿勢をスニーカー史に刻み付けた。そのオーセンティックなデザインと歴史的背景から、ヴィンテージスニーカー愛好家たちの間で語り継がれる伝説的な一足となっている。
今回スタンバイする最新作は、レトロなシルエットを現代的なカラーパレットで巧みにアップデート。アッパーは温かみのあるブラウン、"デザートオークル"を基調とし、サイドを駆け抜ける太めのスウッシュとヒールタブには鮮烈な"グリーンストライク"を配置。この大胆な色の対比が、ヴィンテージな雰囲気の中にモダンなエネルギーを注入する。フレア状のミッドソールはクリーンなホワイト、そしてアイコニックなワッフルアウトソールはブラックで引き締め、全体の完成度を高めている。
日本国内では2025年7月18日にa+sにて発売予定。価格は14,630円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。