1969年にデザイナー"川久保玲"氏が設立した、日本が世界に誇る"COMME des GARÇONS"。その中で最も長い歴史を持つメンズライン、"COMME des GARÇONS HOMME(コム デ ギャルソン・オム)"。そのオーセンティックな美学は、"NEW BALANCE(ニューバランス)"との継続的なコラボレーションでも発揮されてきた。今回、パリのSS26コレクションで、両者がタッグを組んだ最新作、ニューバランスの新型"2010"をベースにした一足がベールを脱いだ。
ベースとなった"2010"は、2000年代のランニングシューズが持つテクニカルな雰囲気を、現代的な視点で再構築したニューバランスの最新鋭モデル。複雑なレイヤード構造のアッパーと、"ABZORB SBS"を搭載したソールユニットが特徴。そのY2Kの美学を色濃く反映したシルエットに、"COMME des GARÇONS HOMME"が誇る、都会的で実用的な佇まいを注入。機能美とミニマリズムが高次元で融合した逸足となっている。
コレクションは、対照的な魅力を持つ2色で展開。一つは、クリーンなホワイト/ベージュ。もう一方は、ブラック/グレーのコンビネーション。どちらも濃淡の異なる色合いと素材の切り替えで、立体的な表情を引き出している。シュータンには"COMME des GARÇONS HOMME"のロゴが鎮座し、コラボレーションの証を刻む。
日本国内では2026年にCOMME DES GARÇONS HOMME取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。