未来的なテックモデルのコラボ作がパリコレでベールを脱ぐ!
常に既成概念を打ち破り、ファッションの新たな可能性をを切り拓いてきた、日本が誇る"COMME des GARÇONS HOMME PLUS(コム デ ギャルソン・オム プリュス)"。スニーカーカルチャーにおいても、"NIKE(ナイキ)"との長年のパートナーシップを通じて、独自の視点で過去のアーカイブに新たな価値を与えてきた。その両者が、パリ・ファッションウィーク2026年春夏で、またしても予想を裏切る、隠れた名作をベースにした最新コラボレーションを披露した。
2002年にリリースされた、知る人ぞ知る一足、"AIR MAX DOLCE LIGHT(エアマックス ドルチェライト)"。シューレースの代わりにTPUシュラウドと一体化したインナーソック構造を持つ、スリッポン風のデザイン。ランニングシューズでありながら、まるでドレスシューズのような上品な佇まいを併せ持つ、当時としては極めて先進的なモデルであった。
"CDG HOMME PLUS"による再構築は、ミニマリズムの極致と言える。カラーは、潔いオールブラックとオールホワイト、そしてホワイト/ブラックの3色展開。ビジブルエアまでもアッパーと同色で塗りつぶすという、近年のコラボモデルで使ってきた手法を踏襲し、シルエットそのものの美しさを際立たせている。シュータンのコラボレーションラベルが、その特別な出自を静かに物語る。
日本国内では2026年春夏コレクションで発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。