360°すべてから風が通り抜ける異次元の通気性!
液状樹脂に紫外線をあてて立体物を造形する、3Dプリンター技術。それをスニーカーのミッドソールに応用し、未来の履き心地を提案してきた"ADIDAS(アディダス)"の最先端テクノロジー、"4D"。今回、その革新的な技術が、遂にアッパーにまで拡張された。ソールからアッパーまで、全てが格子状の構造で一体成型された、"CLIMACOOL 4D LACED(クライマクール 4D レースド)"。まさに、スニーカーの常識を覆す一足の誕生である。
その名が示す通り、本作は2002年に登場した、通気性を追求するテクノロジー"CLIMACOOL(クライマクール)"の精神も受け継いでいる。360度のベンチレーションという、当時の理想を、現代の"4D"プリンティング技術が可能にしたのだ。さらに、一体成型によって接着剤や縫製を排し、廃材も極力出さないという、サステナブルな側面も併せ持つ。まさに、アディダスの過去の思想と、未来の製造技術が融合した、新時代のプロダクトと言えるだろう。
アッパーからソールまで、その全てがクリーンなオフホワイトの3Dラティス構造で一体成型されている。その網目状のデザインは、まるで現代建築を思わせる、未来的で彫刻的な佇まい。唯一、シューレース周りに配置されたブラックのテキスタイルパーツが、ミニマルなデザインの中でシャープなコントラストを生み出している。この構造により、サンダルのような、これまでにない究極の通気性を実現。足元を常に涼しく、ドライな状態に保つ。
日本国内では2025年7月15日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は25,300円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。