NYC発ローファイ美学とNB技術が融合!
2012年、ニューヨークの地下シーンから生まれた"BRONZE 56K(ブロンズ56K)"は、90年代のインターネット黎明期を思わせるローファイなグラフィックとVHSスケートビデオの荒さを武器に、"DIY × デジタル・ノスタルジア"を体現する稀有なスケートブランドである。ハードウェアから始まり、映像作品でカルト的支持を獲得し、現在はアパレルとコラボスニーカーでメインストリームにも浸透。名前の由来は"56k モデム"の通信速度に由来し、当時の遅く荒いデータ通信を逆手に取った美学を示す。
今回はその唯一無二の世界観が、ついに"NEW BALANCE(ニューバランス)"のスケートライン、"NB NUMERIC(NBヌメリック)"と邂逅を果たす。初タッグからドロップされるのは、1983年に誕生したバスケットシューズをスケート仕様へと昇華させた"NUMERIC 480(ヌメリック 480)"である。耐久性を高めたカップソール設計や、補強されたトゥキャップなど、スケートシューズとしての基本性能は折り紙付き。ミッドソールに最新クッショニングテクノロジーである”FUELCELL(フューエルセル)”フォームを搭載、優れた衝撃吸収性と反発性を実現し、ハードなスケーティングでもライダーの足元を確実にサポートする。
今回は”BRONZE 56K”が描く、ローファイ・ラグジュアリーの世界観を反映させている。アッパーは、タフなスケートシーンにも耐えうるブラックのプレミアムレザーとスエードのコンビネーションで構築。そのソリッドなブラックキャンバスに、”BRONZE 56K”ならではのセンスが光るアクセントが散りばめられる。トゥキャップとサイドのNロゴには、まるでヴィンテージPCの金属パーツを彷彿とさせる、鈍く妖しい光を放つメタリックブロンズを採用。アイステイにも深みのあるブロンズが配され、インターネットがダイヤルアップ接続だったあの頃のノスタルジーと、ザラついたNYCのストリートの空気を同時に感じさせる。
海外では2025年5月19日にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は$120。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。