ストックホルム発のブティック、“SNEAKERSNSTUFF(スニーカーズンスタッフ)”は、2025年1月に破産申請、ニューヨークや東京を含む一部店舗の閉鎖で業界に衝撃を与えた。しかし、同年2月には投資会社"REZIPROK VENTURES(レジプロック ベンチャーズ)"が買収し、共同創業者"エリック・ファーゲリンド"がCEOとして復帰、現在再建を進めている。ロンドン、ベルリン、パリの店舗は営業を継続、オンラインも稼働中。新体制となったSNSは、これまでの伝統やスニーカー文化のハブとしての役割を守りながら、再び成長を目指す。
その"SNS"と"ADIDAS(アディダス)"の共同プロジェクトから、"SNS GT Ⅱ"の第4弾が登場。デザインのモチーフは90年代ストックホルムのレイブシーンを彩ったフライヤー文化で、「素晴らしいスニーカー、素晴らしい音楽」という"SNS"の座右の銘を体現した。ベースには往年の"STOCKHOLM GT"をアップデート。"MALMO(マルメ)"譲りの通気性に優れたネットアッパーと、“HANDBALL SPEZIAL(ハンドボール スペツィアル)”由来の耐久性の高いツールを融合したハイブリッド仕様となっている。アッパーはピンストライプ入りのライトブルーメッシュにリッチなネイビースウェードのオーバーレイを配置し、ホワイトのコントラストステッチが表情を加える。サイドのスリーストライプスとヒールカウンターはダークブルー。ホワイトのシュータンにはイエローのトレフォイルロゴが映え、サイドウォールにはゴールドフォイルのSNSロゴが入る。ラバーソールはヴィンテージ感とストリートのエッジを併せ持ち、毎日履きたくなる快適さも備えた仕上がりとなっている。
海外では2025年5月9日にSNEAKERSNSTUFFにて発売予定。価格は未定。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。