クラシカルな魅力が詰まった70年代のシルエット！
1972年にレジャーシューズとして“ADIDAS(アディダス)”から発売された“TOBACCO(タバコ)”。日常で履くカジュアルスニーカーとして市場に送り出された。当時“ADIDAS”が展開していた、世界各国のリゾートや島の名称を冠する“ISLAND SERIES(アイランドシリーズ)”の一環であり、ベリーズのカリブ海に浮かぶ小さな島“TOBACCO CAYE(タバコ・ケイ)”がモデル名の由来とされている。
発売当初はフランス製で、毛足の長い上質なスエードアッパーと飴色のガムソールが特徴。ブラウン系の同系色でまとめられ、タバコの乾燥した葉をイメージさせる色合いも魅力だった。1980年代以降はカナダやルーマニア、ハンガリー、スロベニア、日本などへ生産拠点が移ったが、シンプルでミニマルなデザインコンセプトと、ややスクエア気味のつま先が醸し出す1970年代のレトロ感は一貫して維持されてきた。発売から50年以上が経過した現在でも色褪せることなく愛され続ける、ヴィンテージスニーカーの代表格といえる。
今回登場した一足は、オリジナルの雰囲気を踏襲したスエード素材のアッパーとガムソールの組み合わせが魅力。メインカラーにはグリーンを採用し、スリーストライプスとヒールタブを濃いグリーンのレザーで切り替えることで、落ち着きのある表情を演出。普段のコーディネートにさりげなく取り入れやすい配色となっている。
日本国内では2025年3月10日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は15,400円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
続きを読む
