ハイテク感あるシルエットの魅力を高めるブレッドカラー!
2000年代のスニーカーシーンで存在感を放った“SHOX(ショックス)”。そのテクノロジーの発端は、“AIR FORCE 1”や“AIR 180”を生み出した名デザイナー、"ブルース・キルゴア"のアイデアに遡る。1980年代後半、キルゴアは陸上選手のアップで見かけた腿上げや飛び込み台のバネの動きをヒントに、金属製スプリングを使ったミッドソールなど、機械仕掛けともいえる初期プロトタイプを試作していた。数多くの試行錯誤を経て、16年後の2000年にたどり着いた結論は、衝撃吸収素材“PEBAX(ペバックス)”を用いて円柱状のコラムを並べることで高反発を実現する“SHOX”テクノロジーの完成だった。
そして2001年、ランニングシューズとしてデビューを果たした“SHOX R4(ショックス R4)”は、ヒールに4本の円柱状コラムを搭載し、まるで宇宙服のように滑らかで近未来的なアッパーデザインで注目を集めた。コラムによる強い反発力と、流れるようなフォルムが生み出す独特の履き心地は、一度足を通すと忘れられないほど印象的。コア層の支持を得つつも、メインストリームのスポーツシューズとは異なるフューチャリスティックなアプローチが、“SHOX R4”を20年以上にわたって色あせない存在に押し上げている。
最新カラーでは、情熱的な印象をもたらすレッドとブラックのコンビネーションで構成。ソールに覗く4つのカラムはメタリックシルバーで染め上げ、フューチャリスティックな雰囲気を強調させている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$150。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。