色褪せない近未来感を放つシルエットをメタリックシルバーで彩色!
1996年、高卒プレーヤーとしてNBAの舞台に飛び込んだ“KOBE BRYANT(コービー・ブライアント)”。その無限の才能を見込んだ“ADIDAS(アディダス)”は、ハイエンドライン“FEET YOU WEAR(フィーツーウェア)”のキャンペーンに起用し、1997年には早くも彼の名を冠した“KB 8(CRAZY 8)”をリリース。破格の待遇で稀代のヤングスターを支えた。以降も“KOBE 1(CRAZY 1)”や“CRAZY 97”といった独創的かつ高度なテクノロジーを備えたモデルを次々と展開した。2001年に発売された“KOBE 2(CRAZY 2)”は、コービーの愛車“アウディ TTロードスター”をデザインモチーフに、未来的なフォルムとロボットの脚を思わせるシルエットを造形。前作“KOBE 1”以上に賛否を呼ぶフューチャリスティックな仕上がりとなった。しかし、このデザインはコービー本人にとっても満足のいくものではなく、NBAファイナルでも“KOBE 1”を着用していたほど。シーズン終了後には多額の違約金を支払い、アディダスとの契約を破棄するに至る。その背景にはコービーのプレイスタイルと"KOBE 2"の履き心地が合わなかったとされ、独創的な“KOBE 2”は、彼とアディダスの関係に一つの区切りをもたらした一足ともいえる。現在も“CRAZY 2”として復刻を重ねる同モデルは、あの時代のアグレッシブなデザインとテクノロジーが交錯した象徴として、現代のスニーカーシーンでも強烈なインパクトを与え続けている。今回は"CRAZY 2"の印象的なシルバー メタリックカラーで復活。メタリックシルバーのアッパーが磨き上げられたような光沢を放ち、履き口と内側ライニングに控えめなブラックを配することで、より際立つ仕上がりに。厚みのあるミッドソールの溝や大胆なスタイルは当時のまま継承され、コートでのパフォーマンス性とストリートでの存在感を両立する一足として再登場を果たす。
海外では2025年4月にアディダス取扱店にて発売予定。価格は$160。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。