"NIKE"の歴史を紐解く、"SHOE DOG"をオマージュ!
1971年、"BULE RIBBON SPORTS"は、"オニツカ"との関係を解消し独立を果たすターニングポイントを迎えていた。現在のNIKEの象徴、"SWOOSH(スウッシュ)"のマークはすでに完成していたものの、新たなブランドの名前が未だ決まらずにいた。 CEOのフィル・ナイトは、"DIMENSION SIX(ディメンジョン シックス)"という社名に決めようとしていたが、従業員のジェフ・ホリスターは、"PUMA(プーマ)"の成功にちなんで、"PEREGRINE FALCON(ペレグリン・ファルコン)"という鷹をイメージした社名を提示。しかしながら決定には至らない。自社製品のボックスにブランド名を刻むデッドラインになる朝、同社の工場を運営していたジェフ・ジョンソンは突如、"NIKE"という名前をひらめいた。締め切りの時間となった午前9時、ナイトはあらゆる候補の中から、"NIKE"をピックしたのだった。
フィル・ナイトの著書、"SHOE DOG(シュー・ドッグ)"に記された逸話が、ナイキとオニツカとの因縁が渦巻く文字通りの、"歴史的な"スニーカー"CORTEZ(コルテッツ)"を通して語られる。ナイキ創設時、社名の決定に到るまでのストーリーを乗せて歴史的な1足を3つのバージョンでラインナップ。キャロライン・デヴィッドソンのデザインしたオリジナルのシャープなシルエットを再現した"SWOOSH"、ナイトの推した日の丸のような"DIMENSION SIX"ロゴ、そしてプーマに対抗した"FALCON"。スウッシュ以外で現在の成功はあったかは定かではないが、全てのナイキファンは、"NIKE"でよかったと思うのではないだろうか。
海外ではNETFLIXで公開されるフィルナイトのドキュメンタリーの公開に合わせ、2019年7月より発売予定。価格は$120。
日本国内では2019年7月24日よりナイキ取扱店にて発売予定。価格は15,120円(税込)。
また詳細なリリース情報が入り次第、スニーカーウォーズのLINE@で報告したい。