37年間眠っていた"ZX 8000"の試作配色が初の製品化!
1984年に誕生した"ZX"は、走る距離や目的に応じて数字の異なるモデルを展開した"ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)"のランニングシューズ群。その第2世代を代表する"ZX 8000"は、デザイナーの"JACQUES CHASSAING(ジャック・シャサン)"とパターンエンジニアの"MARKUS THALER(マルクス・ターラー)"によって1989年に生み出された。中足部に組み込まれた"TORSION(トルション)"バーがアーチの過度なねじれを抑え、前足部と後足部が路面に合わせて動けるようサポート。通気性を確保するメッシュ、補強を担うスエード、踵を囲むTPUケージを重ね、機能の役割を外観にも表した一足となった。
なかでも、アクアを基調にパープルとイエローを配した"AQUA"は、"ZX 8000"を象徴するオリジナルカラー。鮮烈な色使いは英国のレイヴやマッドチェスターのファッションにも取り入れられ、競技用ランニングシューズとして出発した"ZX 8000"がストリートへ定着する大きなきっかけとなった。
英国発のスニーカーブティック"size?(サイズ?)"が"adidas Archive"で着目したのは、量産前に素材と色の見え方を確認するため、1989年の開発段階で作られたカラー確認用サンプル。そこから最終的に"AQUA"と"GERMANY"が生まれた一方、採用されなかった別案は、ドイツ・ヘルツォーゲンアウラッハのアディダスアーカイブに37年間保管されていた。今回、その2案を"PROTO AQUA"と"PROTO GERMANY"として初めて製品化。完成品の配色を変更した復刻ではなく、デザイン決定前に存在した選択肢を形にすることで、名作が完成するまでの過程を伝える。
"PROTO AQUA"は、淡いアクアのリブメッシュとスエードを中心に、イエローを中足部やヒールへ配置。パープルとネイビーのラインで輪郭を整え、アクアのTPUヒールケージ越しにイエローのメッシュを覗かせた。おなじみの配色を使いながら、色の面積と置き方の違いによって、試作ならではの新鮮さを打ち出している。
対する"PROTO GERMANY"は、ブラックのリブメッシュにオレンジレッドとマスタードイエローのスエードを重ね、スリーストライプにも赤と黄を採用。ブラックのTPUヒールケージからミッドソール、アウトソールまで暗色で連続させ、鮮明で軽快な"PROTO AQUA"とは対照的な重厚感を作り出した。2足ともメッシュ、スエード、TPUパーツ、"TORSION"バーというオリジナルの構成を守り、カラー確認用サンプルの表情を現代の履き心地で楽しめる仕上がりとなっている。
海外では2026年8月1日より"size?launches"アプリにて抽選受付。8月6日にオンライン、8月7日にsize?各店で発売予定。価格は各£110。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。





















