鮮烈なブルーで異端の"AIR JORDAN 15"を再解釈!
"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"が2度目の引退時に誕生した、"AIR JORDAN 15(エアジョーダン15)"。1999年にリリースされたこの一足は、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が初期のジョーダンシリーズで手掛けた最後のモデルとしても語られる。デザインソースとなったのは、極超音速実験機"X-15"。鋭く切り立つヒール、低く前へ伸びるフォルム、そしてアッパーを包むウーブン構造には、空気を切り裂くようなスピード感とステルス性が落とし込まれている。さらに"KEVLAR(ケブラー)"アラミド繊維を用いたウーブンアッパー、ジョーダンがプレー中に舌を出す仕草を思わせる突き出したシュータンなど、シリーズの中でも実験性の濃いディテールが詰め込まれた。
発売当時はその先鋭的な造形から賛否を呼んだものの、時代を経るごとに"AIR JORDAN"の中でも異質な魅力を放つ存在として再評価が進んでいる。近年では、モードな解釈を加えた"PUBLIC SCHOOL NEW YORK(パブリック スクール ニューヨーク)"とのコラボレーション、現代的に再構築された"AIR JORDAN 15 23RE(エアジョーダン 15 23RE)"、そしてラグジュアリーな素材感を強めた"BLACK PACK(ブラック パック)"など、ファッションの文脈からも存在感を取り戻している。ジョーダン本人がコートで履き込んだモデルではないからこそ、競技用シグネチャーの枠を超え、デザインそのものの異端性が際立つ一足となっている。
新たに浮上した"HYPER BLUE(ハイパーブルー)"は、その個性をさらに強調する鮮やかなブルーで全体を染め上げたカラーウェイ。アッパー、シューレース、ミッドソール、ヒールパーツまでをトーナルにまとめ、立体的なシルエットを彫刻のように浮かび上がらせている。最大のアクセントとなるのは、サイドを覆うウーブンパネルに散りばめられたマルチカラーの差し色。ブルーの濃淡をベースに、レッド、イエロー、グリーン、オレンジ、ピンクなどがモザイクのように差し込まれ、"AIR JORDAN 15"特有の編み込み構造へ遊び心と未来感を添えている。現段階ではモックアップとなるため細部は変更される可能性があるものの、賛否を超えて記憶に残るモデルにふさわしい、大胆な再解釈となりそうだ。
海外では2027年3月12日にジョーダンブランド取扱店にて発売予定と見られる。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






