アフロカリビアンの感性で蘇るグリーンの"F50 TUNIT"!
フットボールがピッチの中だけでなく、ストリートやランウェイでも注目を集める中、"ADIDAS(アディダス)"はアーカイブに眠る名作を現代のファッションシーンへ引き戻している。その流れの中心にあるのが、スピードを追求してきたサッカースパイクの"F50"シリーズである。なかでも2006年のドイツ大会期に登場した"+F50 TUNIT(+F50 チューニット)"は、アッパー、シャーシ、スタッドを組み替えるという当時としては画期的な発想で知られ、プレーヤーがピッチコンディションや好みに合わせて一足を"チューニング"できる一足として強烈な存在感を放った。2026年はその誕生から20年の節目にあたり、"BEAST PACK"や"Y-3 F50 TUNIT AOP"、さらに"TAEKWONDO F50"など、日常のファッションへ繋げる派生モデルが相次いでいる。
今回タッグを組む"JAH JAH(ジャー ジャー)"は、パリ10区を拠点にするアフロヴィーガンの食堂、コミュニティスペース、ラジオ、ファッションレーベルを横断するクリエイティブ集団である。"DAQUISILINE GOMIS(ダキジリーヌ・ゴミス)"と"CORALIE JOUHIER(コラリー・ジュイエ)"を中心に、アフロカリビアン、ラスタファリアン、パンアフリカンの視点を、食、音楽、服、集いの場へと広げてきた。2026年春夏シーズンにはパリ・ファッションウィーク期にランウェイ形式の発表も行い、"ADIDAS"との関係では、鮮やかな赤、黄、緑をまとった"MEGARIDE S2"でも話題を集めている。
新たにラインナップされた"ADIZERO F50 TUNIT"は、そのJAH JAHらしい精神性を、フットボール由来の鋭いシルエットへ落とし込んだ一足。アッパー全体は艶やかなエメラルドグリーンで包み込み、細かなテクスチャーを持つ光沢素材がスパイクのスピード感を強調する。シューレースを覆うような甲周りのパネル、つま先外側の"F50"ロゴ、前足部の小さな"JAH JAH"のグラフィックが、アーカイブブーツの面影とコラボレーションらしい個性を共存させている。サイドを流れるスリーストライプスは、グリーンの濃淡にイエローゴールドのラインを交え、ラスタカラーでリズムを加える。ソールも同色のグリーンで統一され、空洞感のある立体的なユニットが、ピッチの機能美をストリート向けの造形へと変換。フットボール、音楽、食、コミュニティが交差するJAH JAHの世界観を、足元で象徴するモデルとなっている。
海外ではJAH JAHのパリ店舗とオンラインで先行発売され、その後、2026年7月15日よりADIDAS CONFIRMEDおよびADIDAS LE MARAISなどで発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。


















