3Dプリンターで出力した新世代のバスケットシューズ!
"ADIDAS(アディダス)"は、フォーム素材だけではなく、製法そのものを進化させることでフットウェアの未来を切り拓いてきた。光と酸素を用いて格子状のミッドソールを生み出した"FUTURECRAFT 4D(フューチャークラフト 4D)"、そして一体成型の立体構造を日常履きへ広げた"CLIMACOOL 4D(クライマクール 4D)"など、デジタル製造をパフォーマンスとデザインの両面へ取り込んできた。その実験が、ついにバスケットボールシューズへ向けて動き出す。
新たに登場する"ADDITIVE BASKETBALL(アディティブ バスケットボール)"、または"BB.01"は、"PROJECT R.A.P.(プロジェクト R.A.P.)"の流れから生まれた3Dプリント構造のバスケットボールシューズである。"R.A.P."は"RADICAL ATHLETE PERCEPTION"の略で、アスリートの感覚に合わせてフィット感、サポート、クッション性、剛性を調整することを狙った新プラットフォーム。これまでランニングやライフスタイルで示してきた"4D"の可能性を、ジャンプ、着地、切り返しの負荷が大きいバスケットボールへ持ち込んだ点に大きな意味がある。
ミッドソールには、衝撃吸収と安定性を狙った3Dプリント構造を採用。アッパー外側には細かなラティス状のシェルを走らせ、通気性を感じさせる開口部と、足を包み込むようなホールド感を両立させている。内側にはパッド入りのブーティー構造を備え、足首まわりを柔らかく支える設計。サイドの密度が変化するようなパターンや、斜めに刻まれたアウトソールのラインは、従来のフォーム中心のバッシュとは異なる、データから生まれたような表情を作り出している。
近年のアディダス バスケットボールでは、"ANTHONY EDWARDS(アンソニー・エドワーズ)"シリーズや"HARDEN(ハーデン)"シリーズが、近未来的な流れるフォルムと大胆なシェル構造で存在感を高めてきた。"ADDITIVE"もその延長線上にありながら、シグネチャープレーヤーの物語ではなく、テクノロジーそのものを主役に据えている。三角形に切り込まれたヴァンプ、厚みのある履き口、足を覆う一体的な外殻が、実験的なモデルでありながら競技用シューズとしての緊張感を保っている。
デビューカラーは、オービットグレーを基調にソーラーレッドをにじませた未来的な配色。アッパー上部は落ち着いたグレーでまとめ、前足部からソールへかけて鮮やかな赤が溶け込むように広がる。光を受けると、ラティス状のシェルに濃淡が生まれ、3Dプリントらしい層の細かさがいっそう際立つ。 完成された定番というより、次世代のオンコートシューズがどこへ向かうのかを示すプロトタイプ的な魅力を備えている。
海外では2026年7月14日にADIDAS CONFIRMEDおよび一部取扱店にて発売予定。価格は$250。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













