ブーツの重厚さとポジットの光沢が衝突する異端作!
"NIKE(ナイキ)"の全天候型カテゴリー、"ACG(ALL CONDITIONS GEAR)"から2000年に誕生した"AIR MAX GOADOME(エア マックス ゴアドーム)"。デザインを手掛けた"CARL BLAKESLEE(カール・ブレイクスリー)"は、90年代後半のニューヨークで支持を集めていた6インチブーツのタフさを、ナイキらしいエアクッショニングへと置き換えた。重厚なレザーアッパー、フルレングスのビジブルエア、悪路を捉えるラグパターンを組み合わせたその姿は、アウトドアギアでありながら都市の足元にも自然に溶け込み、ニューヨークやDMV(ワシントンD.C.、メリーランド、バージニア)を中心とする東海岸のブーツカルチャーと深く結びついていった。ワシントンD.C.出身の"WALE(ワーレイ)"が2007年に発表した楽曲"NIKE BOOTS"も、その人気を全国区へ押し上げた象徴的な存在である。
もう一方の"AIR FOAMPOSITE ONE(エア フォームポジット ワン)"は、1997年に"ERIC AVAR(エリック・エイヴァー)"が提案した、ナイキバスケットボール史でも屈指の異端作である。液状のポリウレタンを金型へ流し込んで成形するフォームシェルは、当時のレザーやメッシュを縫い合わせる構造とは一線を画し、"PENNY HARDAWAY(ペニー・ハーダウェイ)"の足元で未来的な存在感を放った。さらに、2009年に登場したエッグプラントは、光の角度でパープルからブルーへ揺らぐ妖艶な色調で人気を獲得。2008年には"GOADOME"と"FOAMPOSITE"を融合させた"AIR MAX FOAMDOME(エア マックス フォームドーム)"も誕生し、冬の街に映えるハイテクブーツとしてカルト的な支持を集めてきた。
今回の"GOADOME LOW FOAMPOSITE(ゴアドーム ロー フォームポジット)"は、その2つの個性をローカットへと凝縮したニューモデルとなる。足元を支えるのは、"GOADOME"譲りのフルレングスエアを備えたブラックのソールユニット。その上に、深く流れるような溝を刻んだフォームポジットシェルを重ね、エッグプラントらしいパープルとブルーのメタリックなグラデーションで包み込んだ。ミッドフットには白いカーボンファイバー風パーツが覗き、サイドには小さなリバーススウッシュを埋め込むように配置。ヒールにも同系色のスウッシュを添え、ブラックのシューレース、ライニング、ラグアウトソールが艶やかなシェルを力強く引き締めている。ブーツ由来のタフな骨格を残しながら、ローカットならではの軽快さと、フォームポジット特有の近未来感を同時に楽しめる一足となっている。
現段階では、海外で2027年春に発売予定と見られ、価格は$200。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






