エアジョーダン6 インフラレッド|初優勝の歴史と2026年ホワイト復刻
"AIR JORDAN 6 INFRARED(エアジョーダン6 インフラレッド)"。NBA初優勝を支えた名作の歴史と、誕生35周年を迎える2026年のホワイト/インフラレッド復刻に迫る。11月7日の発売情報、ヒールに戻る"NIKE AIR"、歴代モデルの違い、そして桜木花道とのつながり。その魅力を写真とともにたどる。
- 発売予定日
- 2026年11月7日
- 税込価格
- 32,340円
- 品番
- CT8529-105
1991年、初優勝のトロフィーを抱えるマイケル・ジョーダン。写真:Ken Levine / Getty Images
1991年、"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"がついに悲願のNBA初制覇を達成。その足元を支えたのが、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手がけた第6代シグネチャー、"AIR JORDAN 6(エアジョーダン6)"だ。ファイナルで着用したブラック/インフラレッドとともに、同年のオリジナルカラーにはホワイト/インフラレッドもラインナップ。日本では漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』を通じて親しまれ、のちにはゲータレード、トラヴィス・スコット、Awake NYとのコラボレーションも登場した。コートからストリートへと支持を広げた名作が誕生35周年を迎える2026年、ホワイト/インフラレッドが再び帰ってくる。
35年を経て、
蘇るホワイト/インフラレッド。
2026.11.07
白いレザー、黒いシュータン、鮮烈なインフラレッド。1991年に誕生した名配色が、35年を経た2026年に帰ってくる。前回の2014年版から12年ぶり、通常のハイカットでは通算4回目の登場となる3度目の復刻。ヒールに掲げた"NIKE AIR"とともに、オリジナルを思わせる姿がよみがえる。
デザイン:スポーツカーと幾何学の美学

TINKER
HATFIELD
"AIR JORDAN 6"を手がけたのは、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"。スポーツカーから着想した流れるようなシルエットに、プレー中のフィットと着脱のしやすさを考えたディテールを組み合わせた。

ポルシェ911から着想した流線美
着想源は、"MJ"の愛車だったドイツ製スポーツカー"PORSCHE 911(ポルシェ911)"。後方へ突き出したヒールタブは、車のリアスポイラーを思わせるデザインとなっている。前後へ流れるアッパーのライン、曲線を重ねたミッドソール。スポーツカーを連想させるスピード感のあるシルエットが、AJ6の特徴となる。
幾何学的なレイヤードが際立つサイドパネル
サイドパネルには、"MJ"の背番号"23"を抽象的に表したデザインが落とし込まれているとされる。レザーが直線と曲線を交えながら重なり、パンチングを配した面を縁取る構成だ。ホワイト/インフラレッドでは、細かなステッチとパネルの段差が白いアッパーに浮かび上がり、複雑なレイヤードを鮮明に見せている。

機能とアクセントを兼ねるシューレースロック
前作AJ5から継承した、シューレースを固定するレースロック。白いレースに重なる赤いパーツは、機能とともに配色のアクセントも担っている。ブラックのシュータン、ホワイトのアッパー、鮮やかな赤が縦に連なり、正面からもAJ6らしいコントラストを楽しめる。
スペック:足とシューズの一体感を追求した構造
大きく立ち上がるシュータンと、後方へ突き出したヒールタブ。個性的な外観の一つひとつに、フィットや着脱を支える役割が与えられている。足を包むスリーブに加え、AJ5から継承したレースロックとクリアソールを組み合わせ、競技用シューズの機能をAJ6ならではのデザインへと仕上げた。
すっきりとした面で見せる「プレーントゥ」
つま先は、レザーの大きな面を生かしてすっきりとまとめたプレーントゥ。ステッチや切り替えを抑えることで、サイドの複雑なパネル構成が一層際立っている。ホワイトのレザーが描く丸みのあるフォルムも美しく、白、黒、赤のコントラストをクリーンに見せる。
足を包み込むネオプレンスリーブ
足を包み込むネオプレンスリーブを採用し、内側からフィットを支える構造へ。伸縮するスリーブに、外側の補強パネルとシューレースを組み合わせ、足とシューズの一体感を追求した。大きなシュータンやヒールタブとともに、プレーと着脱を支えるディテールとなっている。
ラバー製シュータンと二つのフィンガーホール
大きく立ち上がったラバー製シュータンの上部には、指を掛けられる二つのホールを配置。後方のヒールタブとともに、履く際にシューズを引き上げやすくしている。二つの穴を備えたシュータンと、後ろへ伸びるヒールタブ。その独特な輪郭は、正面からも後方からもAJ6と分かるデザインとなった。
ソールユニット:ビジブルエアとクリアソール
ヒールに覗くビジブルエアと、半透明のアウトソール。初期エアジョーダンを象徴する二つのディテールが、AJ6の足元を飾る。白と赤のミッドソールに透けるラバーを組み合わせ、横顔から足裏まで印象的なデザインに仕上げた。
ヒールから見える「ビジブルエア」
ホワイトのミッドソールに設けた窓から、内部のエアユニットが覗くビジブルエア。その周囲を走るインフラレッドとともに、AJ6の横顔を特徴づけるディテールだ。次作"AIR JORDAN 7"ではエアを外から見せない構成へと移行。ヒールの小さな窓にも、初期AJシリーズの変化をたどる手掛かりが残されている。
AJ5から受け継いだ「トランスルーセント アウトソール」
前作AJ5に続き、アウトソールの一部に半透明のラバーを採用。ブラックのラバーとクリア部分を組み合わせた大胆なパターンが広がり、中央にはジャンプマンが鎮座する。透けるソールの魅力は、1995年に登場する"AIR JORDAN 11"などへと受け継がれ、AJシリーズを語るうえで欠かせないディテールとなった。

桜木花道と、
エアジョーダン6。
日本のバスケットボールカルチャーに、"AJ6"を深く浸透させた漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』。主人公の桜木花道が、チエコスポーツの店長からわずか30円で譲り受けた最初のバッシュこそ、ホワイト/インフラレッドだった。"MJ"のコートでの活躍と、桜木がバスケットボールにのめり込む姿。NBAと漫画という二つの舞台を通じて、この一足は日本でも幅広いファンに親しまれてきた。
そのつながりが、2014年にはジョーダンブランドとの公式コラボレーションとして実現。レッドのアッパーには、全31巻から選ばれた桜木の成長や才能を物語る場面を落とし込み、"MJ"の"23"に代わって背番号"10"を随所に配した。同時に登場した"JORDAN SUPER.FLY 3(ジョーダン スーパーフライ3)"には、怪我からのリハビリやトレーニングに励む“その後の桜木”をイメージした、井上雄彦による描き下ろしを採用。作中で履いた"AJ6"と当時最新のバッシュを並べ、物語の過去と現在をつないだ。
"ホワイト/インフラレッド"の歴代復刻と、2026年への歩み
1991年、"AIR JORDAN 6"はホワイト/インフラレッド、ブラック/インフラレッド、カーマイン、スポーツブルー、マルーンの5色でデビュー。なかでもホワイトインフラは、白、黒、赤の明快なコントラストでファンを魅了してきた。オリジナルの誕生から2010年のパック、2014年、そして2026年へ。歴代モデルの写真とともに、ヒールロゴや差し色の変化をたどる。近い配色で登場した2010年のホワイト/バーシティレッドとの違いも、復刻の歩みを知る手掛かりとなる。
オリジナルカラー5色
時代を超えて、受け継がれるアイコン。
| 登場年 | モデル・品番 | ヒールロゴ | 販売形式 |
|---|---|---|---|
| 1991年 | ホワイト/インフラレッドStyle Code: 4389 | NIKE AIR | オリジナル |
| 2010年 | ホワイト/バーシティレッドStyle Code: 384664-102 | ジャンプマン | 単品・別カラー |
| 2010年 | ホワイト/インフラレッドStyle Code: 384664-103 | ジャンプマン | インフラレッドパック |
| 2014年 | ホワイト/インフラレッドStyle Code: 384664-123 | ジャンプマン | 単品復刻 |
| 2026年 | ホワイト/クリムゾンレッドStyle Code: CT8529-105 | NIKE AIR | 単品復刻予定 |
1991年:初優勝の年に誕生したオリジナル
Style Code: 4389
"MJ"が悲願のNBA初優勝をつかんだ1990–91シーズンに登場した、ホワイト/インフラレッド。ホワイトレザーのアッパーにブラックのシュータンとライニングを合わせ、ミッドソールには鮮やかなインフラレッドを走らせた。スポーツカーから着想した流れるようなシルエットを、白、黒、赤のコントラストが際立たせる。ヒールに掲げた"NIKE AIR"も、オリジナルを象徴するディテール。2026年版へと受け継がれる名作カラーの出発点が、この一足だ。
2010年:白と赤の配色を受け継ぐバーシティレッド
Style Code: 384664-102
白いレザーに黒いシュータン、赤いミッドソール。おなじみの組み合わせで2010年に登場したのが、ホワイト/バーシティレッドだ。差し色にはインフラレッドとは異なるバーシティレッドを採用し、同じカラーブロックに別の表情を与えた。ヒールにはジャンプマンを配置。見た目の近さもあって比較される一足だが、ホワイト/インフラレッドの復刻とは区別されるカラーとなる。
2010年:黒白の2足が揃うインフラレッドパック
Style Code: 384664-103
ブラックとホワイト、二つのオリジナルカラーが揃い踏みした"INFRARED PACK(インフラレッドパック)"。2足をセットにした2010年のリリースで、ホワイト/インフラレッドは1991年以来の復刻を果たす。ヒールのロゴは"NIKE AIR"からジャンプマンへ変更。白いレザーと鮮やかな差し色が織りなす名配色を、再び手にできる機会となった。
2014年:誕生23周年を飾った復刻
Style Code: 384664-123
"AJ6"の誕生23周年を迎えた2014年、ホワイト/インフラレッドが再び復刻。2010年の2足パックを経て、この年はホワイトだけを選べるリリースとなった。白いアッパーに鮮やかなインフラレッドが映え、黒いシュータンが全体を引き締める。
ヒールには、2010年のパック版と同じジャンプマンを配置。2026年版と並べると、ミッドソールの赤の発色に加え、ヒールのブランディングにも違いが表れる。名配色を受け継ぎながら、復刻ごとに変わるディテールも楽しめる一足だ。
2026年11月:35周年のホワイトに"NIKE AIR"が復活!
1991年のオリジナルから35年。2010年のパック、2014年の復刻を経て、ホワイト/インフラレッドが2026年に待望のカムバックを果たす。通常のハイカットでは通算4回目、3度目の復刻となる一足は、ヒールに"NIKE AIR"を掲げて登場する。
ホワイトレザーと黒いシュータンがつくるコントラストに、ライトクリムゾンをミッドソールの差し色として採用。半透明のアウトソールを組み合わせ、"AJ6"の名配色を受け継いだ。ジャンプマンを配した2010年・2014年版と、"NIKE AIR"が戻る2026年版。より強い赤の発色とヒールのロゴが、歴代モデルとは異なるインパクトを生んでいる。
日本国内では2026年11月7日にNIKE SNKRSなどで発売予定。価格は32,340円(税込)。
発売と歴代モデルについて
エアジョーダン6 ホワイトインフラレッドの2026年モデルはいつ発売?
日本国内では2026年11月7日(土)にNIKE SNKRSなどで発売予定。価格は32,340円(税込)、品番はCT8529-105。最新の販売店舗や抽選情報は、発売情報ページで紹介している。
2026年モデルと2014年モデルの大きな違いは?
大きな違いは、ヒールのロゴ。ジャンプマンを配した2014年版に対し、2026年版は"NIKE AIR"を採用する。2026年の正式カラー名は"White and Light Crimson"で、差し色にはライトクリムゾンを使う。
ホワイト/インフラレッドは何回復刻された?
通常のハイカットのホワイト/インフラレッドは、1991年のオリジナル、2010年のインフラレッドパック、2014年の復刻、2026年モデルの通算4回。2026年が3度目の復刻となる。2010年のホワイト/バーシティレッドやローカットは、この回数に含めない。
2026年のホワイトインフラと、ブラックのSalesmanは同じモデル?
2026年2月14日に発売された"Salesman"は、ブラックのヌバックをまとい、ミッドソールの広い範囲をインフラレッドで彩った一足。11月7日発売予定のホワイト/インフラレッドとは、配色も発売日も異なるモデルだ。





















