深みのあるブラウンとガムソールが名作を秋冬らしく彩る!
インドアコートで磨かれた機能が、時代を超えて日常のスタイルに馴染む。1979年、ハンドボール選手のために誕生した"ADIDAS(アディダス)"の"HANDBALL SPEZIAL(ハンドボール スペツィアル)"。素早い方向転換やストップが繰り返される競技に向け、軽快なシルエットとグリップを重視したラバーソールを組み合わせた。その無駄のない姿はコートの外でも受け入れられ、1980〜90年代にはヨーロッパのフットボールファンが集うテラスカルチャーやストリートへと浸透。スポーツの実用品から、スタイリングを完成させる定番へと歩みを進めてきた。
長く親しまれてきた理由は、低くすっきりとしたフォルムと、素材や配色の違いが素直に伝わるシンプルな構成にある。つま先を覆う補強パーツ、ギザギザにカットされたスリーストライプス、サイドに添えられたモデル名。競技用シューズらしいディテールを残しながら、厚みを抑えたソールが足元を軽やかに見せる。デニムやトラックパンツに限らず、スラックスにも合わせやすいバランスが、現在のファッションシーンでも魅力となっている。
今回は、コーヒーを思わせる深いオーロラコーヒーを主役にした新色が登場。アッパーをきめ細かなスウェードで包み込み、つま先の補強やアイステイ、シューレースまで同系色で統一した。起毛素材が光を柔らかく受け止めることで、濃いブラウンにも穏やかな表情が生まれる。スリーストライプスとヒールタブにはオフホワイトを配し、暗いボディの中に明るさをプラス。シャープな配色の対比を作りつつ、秋冬の装いに馴染む落ち着きも保っている。
サイドのSPEZIALとトレフォイル、シュータンのロゴにはゴールドを添え、控えめな輝きでクラシックな印象を強調。足元はガムラバーソールでまとめ、ブラウンのアッパーから自然につながる色使いに仕上げた。ソール側面に刻まれた細かな模様やブランドロゴも、レトロな佇まいを引き立てる。派手な装飾に頼らず、スウェードの質感と3色の組み合わせで魅力を伝える一足。ウールのパンツやニットなど、季節感のある素材と合わせても品よくまとまりそうだ。
日本国内では2026年10月2日にアディダス公式オンラインストアにて発売予定。価格は15,950円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












