青いトウに宿る“AI”の原点、2027年に再登場へ!
小柄な体で大男たちを翻弄し、バスケットボールの常識を塗り替えた"ALLEN IVERSON(アレン・アイバーソン)"。1996年のNBAドラフトで全体1位指名を受けたルーキーの足元には、REEBOK(リーボック)が用意した初のシグネチャーモデル、QUESTION MID(クエスチョン ミッド)があった。新人王、4度の得点王、2001年のシーズンMVPへと駆け上がった彼の歩みとともに、その一足も90年代のバスケットボールシューズを代表する存在となっていく。
誕生の裏には、大胆な先行投資があった。リーボックのトッド・クリンスキー、クー・ガスキンス、デザイナーのスコット・ヒューイットは、まだアイバーソンとの契約が決まる前から開発を開始。「QUESTION」という名は、彼がNBAでどこまで通用するのか、そしてリーボックが彼を迎えられるのかという、当時の数々の「問い」に由来する。試作されたシューズを初めて目にしたアイバーソンは、自分だけの一足が用意されたことに目を輝かせ、発売前には細かな修正も伝えたという。
稲妻のようなプレーをシューズに映すため、足を素早く固定するギリーレーシングと、走るたび視線を集める鮮やかなトウを採用。ミッドソールには六角形の構造を持つ"HEXALITE(ヘキサライト)"を組み込み、競技用としての機能と印象的なルックスを両立させた。
その青いトウがスニーカー史に刻まれたのは1997年。アイバーソンは"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"をクロスオーバーで抜き去った一戦で、ブルートゥのQUESTIONを着用していた。初代の販売はフィラデルフィア、ニューヨーク、ワシントンD.C.に限られたが、短期間で完売。開発陣の予想を超え、色鮮やかなトウとジーンズにも馴染むフォルムはコートの外にも広がった。引退後の現在、アイバーソンはリーボックのバスケットボール部門で副社長を務め、同部門の社長シャキール・オニールとともに競技ラインを盛り上げている。
今回再登場が伝えられたブルートゥも、ホワイトを基調に、光沢を帯びたブルーのトウとヒールでメリハリを効かせる。サイドのベクターロゴにはレッドとブルーを差し、シューレースを通すループには"REEBOK"の文字。ソールには青い六角形のウィンドウと半透明のブルーアウトソールがのぞく。2022年に登場したブルートゥに続き、アイバーソンのルーキー時代を象徴する配色が再び注目を集めそうだ。SNS上では2027年の再登場が伝えられているが、詳しい発売日や価格は明らかになっていない。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。







