二重のアンダーレイで“不揃い”を描くシャドウ!
1982年にバスケットボールシューズとして誕生し、ストリートの定番へ歩みを進めた"NIKE(ナイキ)"の"AIR FORCE 1(エアフォース 1)"。その完成された形をウィメンズの視点で再構築する流れは、2018年に14人の女性デザイナーが手掛けたTHE 1 REIMAGINED COLLECTION(ザ・ワン リイマジンド コレクション)を経て広がり、2019年には"AIR FORCE 1 SHADOW(エアフォース 1 シャドウ)"が登場した。アイステイ、マッドガード、ヒールタブ、スウッシュを二重に配置し、わずかに厚みを増したミッドソールを組み合わせることで、AF1らしさを残しながらプロポーションをずらす。パーツを重ねて生まれる陰影そのものをデザインへ変えた、シリーズを象徴する手法となった。
今作はモッシーブラウンを基調に、ソフトイエローとライトチョコレートを差し込んだ秋色の一足。天然皮革、テキスタイル、合成素材を組み合わせたアッパーでは、淡いイエローのアンダーレイをトゥ、アイステイ、サイドへ不規則にのぞかせている。完成したパネルを均等に重ねるのではなく、縁の幅や形をあえて揃えず、途中で切り替わる境界をそのまま見せる構成が特徴となる。サイドでは大きなイエローのスウッシュに細身のブラウンを重ね、見る角度によって二つの形が交差。トゥ周辺の二重のマッドガードも左右非対称に近いリズムを刻み、整然としたオリジナルのAF1とは異なる、未完成の造形を思わせる味のあるシルエットを描き出した。シュータンラベルやヒールタブ、ミッドソールの"AIR"表記まで二重化し、局所的な装飾ではなく一足全体で"SHADOW"の個性を押し出している。
中国では2026年10月1日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は899元。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












