深いネイビーで流線的な造形を引き立てた"AIR LIQUID MAX AW"!
1987年の"AIR MAX 1(エアマックス1)"から、クッショニングを目に見えるデザインへと変えてきた"NIKE(ナイキ)"。約40年にわたり培った技術を、新たな履き心地へと結びつけたのが、2026年3月にデビューした"AIR LIQUID MAX(エア リキッド マックス)"である。開発の始まりは2019年。掲げたテーマは"THE MOST NOTHING MAX"。軽く、柔軟で、履いていることを意識させないほど滑らかなエアマックスを目指し、足裏の構造から見直した。
その鍵となったのが、"AIR MAX SCORPION(エアマックススコーピオン)"の開発で得られた、足裏の各部に合わせて荷重を受け止める設計の知見である。これを発展させ、必要な位置にエアを集中させた"POINT-LOADED AIR(ポイントローデッド エア)"を採用。ユニットの間に空洞を設けることで余分な素材と重量を減らし、地面に近い位置でしなやかに動く構造を追求した。丸みを帯びたエアと、その隙間が連なる独特の形状は、機能を突き詰めた結果でもある。上部にはドロップイン式のフォームミッドソールを重ね、足裏を受け止めながら、着地から次の一歩へと滑らかにつながる履き心地を支えている。
デザインには、自然界からの着想も取り込まれた。初期モデルでは、ヤドクガエルの鮮やかな警告色や足先の吸着パッドをヒントに、メッシュへ高さの異なる3層のプリントを施したアッパーを開発。遠目では一体的に見え、近づくと細かな起伏が現れる、触感まで考えられた仕上げが特徴となった。
今回の"AW"は、シンセティックとメッシュを組み合わせ、深いオブシディアンで落ち着いた表情に整えた。アッパーを走るアイアングレーの細いラインは、つま先からヒールへ波打ちながら重なり、足を包む立体的な輪郭を浮かび上がらせる。スウッシュやシューレース、履き口にはブラックを配置し、色数を抑えて模様の動きを強調。底面には青紫を帯びたエアユニットが連なり、暗いトーンの中にも透明感を添えている。接地部分にはラバーワッフルアウトソールを備え、日常使いの耐久性とグリップにも配慮した。
日本国内では2026年9月にナイキ取扱店にて発売開始。価格は30,800円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。











