舗装路から濡れたトレイルまで対応する全天候型ペガサス!
1982年のニューヨークシティマラソンで限定投入され、翌1983年より本格展開された"NIKE(ナイキ)"の"PEGASUS(ペガサス)"。ヒールの"AIR(エア)"、弾力性に優れたEVAフォーム、接地感と安定性を高めるワッフルアウトソールをバランス良く組み合わせ、幅広いランナーの日々の走りを支える定番へと成長した。その軽快な走行感を舗装路の外へ持ち出し、グラベルや山道まで対応させたのが"PEGASUS TRAIL(ペガサス トレイル)"である。
一方、"ACG(ALL CONDITIONS GEAR)"の原点は、1978年のK2遠征へ遡る。登山家たちは約177kmに及ぶベースキャンプへの道のりを、硬い登山靴ではなく軽量なナイキのランニングシューズ"LDV"で踏破。その経験から寄せられた耐久性や保護性への提案がアウトドア開発を進める契機となり、1989年にACGが本格始動した。ランニングシューズの軽さと、厳しい地形に求められるタフさを結びつける思想は、現在のラインナップにも受け継がれている。
2026年、その二つの歴史が交わり、新たな"ACG PEGASUS TRAIL(ACG ペガサス トレイル)"が誕生。舗装路、砂利道、トレイルを滑らかにつなぐ万能性を目指し、ACGのエリートトレイルランナーで構成される"ALL CONDITIONS RACING DEPARTMENT"と、数百人の一般ランナーによるテストを重ねて完成した。
今作は軽量で通気性と耐久性を兼ねるエンジニアードメッシュに、防水性を備えた"GORE-TEX(ゴアテックス)"ファブリックを組み合わせた全天候仕様。足首に沿う履き口が雨や泥の侵入を抑え、ラバーの補強が小石や木の根との接触から足元を保護する。幅を広げたトゥボックスと前足部は、長距離での快適性と不整地での安定感を支える。ミッドソールには従来作よりも使用量を増やした"REACTX(リアクトX)"フォームを搭載。厚みのあるクッショニングが反発性と安定性を生み、改良型の"NIKE ALL TERRAIN COMPOUND(ATC)"アウトソールが濡れた路面で確かなグリップを発揮する。重量はメンズUS10で約303g、ドロップは8mmに設定された。
カラーは柔らかなクリームIIをベースに、サイドを大きく覆うブラックの補強パネルと波打つソールユニットで力強く引き締めた。大きなスウッシュは補強パーツへ溶け込むように配置し、バーガンディクラッシュを控えめな差し色としてプラス。ヒールには"GORE-TEX"と"ACG"のロゴを刻み、トレイルギアとしての機能を示しながら、街の装いにも馴染む落ち着いた表情へ仕上げている。
海外では2026年9月20日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$175。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













